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部門紹介

医療安全推進室てすと

医療安全推進室

 医療安全推進室は病院長直属の部門として、平成17年4月1日、医療安全管理者(専従)1名を配置し、組織横断的に事故防止活動を行い、医療安全文化の醸成を図るために設置されました。
  以来、週1回医療安全推進会議を開催して事故防止対策などを検討したり、各部門のマニュアルの遵守状況をパトロールしたり、新規マニュアルの作成や既存マニュアルの改訂などを行なっています。
  また、年間3回以上、医療安全研修会を開催して、職員へ医療安全教育を実施しています。その他、医療安全に関する情報や周知事項は、リスクマネージメント委員会通信で院内へ発信し、全部門のリスクマネージャー(約50名)を通じて全職員に周知しています。
  当院は全職員が一丸となり、患者さまの命を守るために医療安全に取り組んでいます。

旭川赤十字病院の医療安全ポリシー

 旭川赤十字病院では、患者・家族の皆さまに医療安全に参加していただき、パートナーシップの強化に努めたいと考えております。当院では以下の3点を指針として医療安全に取り組んでいます。

  • 1.患者さまの安全確保を最優先といたします。
  • 2.安全確保のためにシステム改革を実行いたします。
  • 3.患者さま・ご家族の方と一緒に事故防止に努めます。

医療安全推進室メンバー

  • オブザーバー
    院長 副院長 デジタル推進室長 各1名
  • ゼネラルリスクマネージャー(GRM)
    副院長 1名
  • 室長
    医師 1名
  • 副室長
    医師 1名
  • 副室長兼医療安全管理者(専従)
    看護師 1名
  • 兼 務
    医師 2名
    薬剤師 1名
    臨床検査技師 1名
    臨床工学技師 1名
    放射線技師 1名
    看護師 3名
    事務職員 1名
  • 研修医
  • その他
    部署関係者(必要時)

組織図

医療安全管理に係る組織図

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医療安全研修会の開催

 定期的に院内講師や外部講師による医療安全研修会を開催しています。テーマは医療安全一般、薬剤関連、医療機器関連、検査関連など様々な領域の医療安全のスキルアップにつながる内容となっています。
  院内講師は医師、薬剤師、診療放射線技師、臨床検査技師、臨床工学技士、リハビリテーション部門や管理栄養士、各認定看護師などにより、各専門分野のリスクマネージメントを全職員に周知する努力を続けています。

リスクマネージャー養成研修会

 院内全部門から毎年違うスタッフを招集し、リスクマネージャーを養成するために、一日かけて「リスクマネージャー養成研修」を開催しています。この研修会は医療安全推進室のメンバーがタスクとなり、講義やグループワークを行い「職種の壁を越えた研修会」を開催し、安全文化の醸成に努めています。

転倒防止への取り組み

転倒転落予防DVDの視聴

DVDで見ることで、転倒しやすい動作や慣れない療養環境を知り、転倒や転落予防のために必要な協力を医療者へ伝えたり、また履物や病衣による影響も理解できます。転倒は医療者だけで防げるものではなく、患者さんやご家族も転倒しない行動を意識する必要があります。そのために、転倒転落予防DVDをできるだけご家族も一緒に視聴されて、危ない動作や望ましい履物などを知っていただきたいと思います。

医療看護支援ピクトグラム

医療看護ピクトグラム(絵文字)は、平成20年に日本で初めて旭川赤十字病院が取り入れました。ピクトグラムによって、患者さん自身の状況(許可や制限、予定)を知ることができます。治療上の許可や制限を守ることは、患者さん自身が治療に参加することにつながります。

患者誤認防止への取り組み

 患者誤認は絶対に起こしてはならない重大なアクシデントです。当院では、できる限りシステム要因を排除し、患者誤認を防ぐ努力を続けています。
  入院や救急外来の患者さまには患者認証リストバンドによるバーコード認証を徹底し、さらに患者確認の際は患者さまにお名前を名乗って頂くこと、院内各部署でタイムアウトの実施を推進しています。

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院内に患者確認ポスターを掲示
掲示板~病院玄関、各科外来待合、全病棟ラウンジなど

 入院患者さん全員にリストバンドを付けていただき、注射等を実施する時に間違いがないかバーコードリーダーで「3点読取り確認」をしています。(1リストバンド、2医師指示内容、3注射ラベル)
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