赤十字の活動
「赤十字」とは
赤十字は「人道・公平・中立・独立・奉仕・単一・世界性」という7つの普遍的な原則 (赤十字の基本原則)のもとに、世界最大のネットワークを持って活動する人道機関です。
「赤十字国際委員会」「国際赤十字・赤新月社連盟」「各国の赤十字社・赤新月社」の3つの 機関で構成されており、日本赤十字社は世界の187カ国に広がる赤十字・赤新月社のひとつです。
活動の目的は
どんな状況下にあっても、人道的な立場で「人間の尊厳」と「生命」を守り、 人間の苦痛の軽減と予防のために、世界中で活動しています。
主な活動
- 災害救護(国内・国外)
- 国際支援(防災・保健衛生等)
- 医療活動(赤十字病産院・離島等の巡回診療・訪問看護等)
- 看護師・助産師の育成
- 献血(献血による安全な輸血血液の確保)
- 救急法・水上安全法等の普及講習
- ボランティアの育成と活動支援
- 青少年の育成(ボランティア活動・国際交流等)
- その他(社会福祉活動等)
当院の災害救護活動
赤十字の災害救護活動の中心は医療救護活動です。
当院も日本赤十字社の一員として、医療救護班(医師1名、看護師長1名、看護師2名、主事2名)4班を常時編成しており、また、急性期の災害医療の訓練を受けた災害派遣医療チーム(DMAT)も2チーム保有しております。災害が発生した場合には、迅速に救護班を派遣し、被災者や傷病者の救護にあたります。