ごあいさつ
入院中の食事について
入院中のお食事は一般療養食と特別治療食に分かれています。
医師の指示のもと、個々の患者様の状況に合わせたお食事の提供を行っております。
患者様にご満足いただけるように、おいしく、彩りの良いお食事を目指しています 。
- 朝食 8:00~
- 昼食 12:00~
- 夕 18:00~
*適時・適温による食事を提供するため、保温・保冷配膳車を使用しています。
水・木・金・土曜日の夕食の献立を選択して頂いています。
*常食、エネルギーコントロール食の方が対象です。
患者サービスとして
食物アレルギーのある方への病院食は安全を最優先としております。食物アレルギーのある方は入院予約時にお知らせ頂き、管理栄養士と面談のうえ対応となります。緊急入院の場合は、面談が後日となる場合もあります。
【ご留意事項】
食物アレルギー対応メニューは特定原材料7品目(卵・乳・小麦・そば・落花生・えび・かに)以外にも対応を行っております。
使用食材については製造元からの情報に基づき確認しております。
現在、アレルギー食品を摂取している場合は病院食での対応は致しかねますので予めご了承下さい。
病院食は特別な対応を必要とする治療食や食物アレルギー食など安全と衛生を優先して提供しています。
嗜好には対応致しかねますのでご理解のほどお願いいたします。
栄養相談・栄養指導について
入院、外来の患者様を対象に平日9時から16時までの間、管理栄養士が常駐し、栄養相談を行っています。患者様の病態に合わせて糖尿病、腎臓病、循環器疾患、手術後、嚥下機能の低下、がん、低栄養、その他多種多様な疾患に対応しています。入院中はベットサイドや退院に向けて、外来通院時には継続した栄養食事指導をおこない患者様の不安を取り除けるようにサポートしています。
集団栄養指導は糖尿病教室(月曜日)、腎臓病教室(木曜日)は毎週1回、心臓病教室(火曜日)は月1回行っています。患者様、家族の方を対象に医師、看護師、管理栄養士で実施しています。栄養相談をご希望のかたは担当医師・看護師にご相談ください
NST(栄養サポートチーム)について
平成14年4月に設立し、チームによる活動をしております。患者様の早期回復を目指し、栄養状態の改善にむけて、医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師、言語聴覚士、理学療法士、作業療法士、管理栄養士などのスタッフが協力し栄養サポートをおこなっています。
入院中に食事が思うように食べられない、栄養状態に不安があるなどの場合は、お気軽にご相談ください。
臨床栄養実習の受け入れ
栄養課では道内大学・短期大学より管理栄養士・栄養士養成校の臨床栄養実習の受け入れを行っています。栄養食事指導、NSTにおける管理栄養士業務、病態別の献立作成や衛生管理、調理指導などの給食管理について等、体験を通じて学んでいただきます。
北海道病院レシピコンテスト受賞
栄養課では患者様においしいお食事を提供するため、レシピコンテストに出場し日々勉強しております。


この度、「北海道の食材を使用した、乳製品を利用して減塩できる乳和食レシピ」との応募条件で、「北海道病院レシピコンテスト 乳和食部門」に応募したところ、最優秀グランプリを受賞することができました。病院食の茶碗蒸しレシピをアレンジして、道産食材を使用し、卵の代わりに長芋を、だし汁のかわりに牛乳を使用することで、減塩できる乳和食の茶碗蒸しを考案しました。長芋と牛乳の比率、美味しさ、調理時間や栄養価などを考慮して調理師と共に試行錯誤しました。今後は乳和食のような新しいジャンルのレシピを患者様へ提供するために、頑張りたいと思います。