ごあいさつ
入院中の食事について
当院の入院中のお食事は一般療養食と特別治療食に分かれています。
入院中の患者様には医師の指示のもと、個々の患者様の状況に合わせたお食事の提供を行っております。
おいしく、彩りの良い、喜んで食べていただけるお食事を目指しています。
- 朝食 8:00~
- 昼食 12:00~
- 夕 18:00~
*適時・適温による食事を提供するため、保温・保冷配膳車を使用しています。
水・木・金・土曜日の夕食の献立を選択して頂いています。
*常食、エネルギーコントロール食の方が対象です。
患者サービスとして
栄養相談・栄養指導について
入院、外来の患者様を対象に平日9時から16時までの間、専任の管理栄養士よって栄養相談を行っています。
患者様の病態に合わせて糖尿病、腎臓病、循環器疾患、手術後、嚥下機能の低下、その他多種多様な疾患に対応しています。外来通院での継続指導や退院に向けての患者様の不安を取り除けるようにサポートしています。
集団栄養指導は糖尿病教室(月曜日)、腎臓病教室(木曜日)は毎週1回、心臓病教室(火曜日)は月1回行っています。患者様、家族の方を対象に医師、看護師、管理栄養士で実施しています。栄養相談をご希望のかたは担当医師・看護師にご相談ください
NST(栄養サポートチーム)について
平成14年4月に設立し、チームによる活動をしております。患者様の早期回復を目指し、栄養状態の改善にむけて、医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師、言語聴覚士、理学療法士、作業療法士、管理栄養士などのスタッフが協力し栄養サポートをおこなっています。
入院中に食事が思うように食べられない、栄養状態に不安があるなどの場合は、お気軽にご相談ください。
平成25年より、管理栄養士がNST専従となりNST加算を取得しております。また、平成16年には、日本静脈経腸学会より栄養サポートチーム専門療法士資格取得のための実地修練施設として認定を受け、院内外から実習生の受け入れを行っております。
実習生の受け入れ
栄養課では管理栄養士・栄養士養成施設の実習生の受け入れを行っています。栄養管理では栄養指導やNSTについて、給食管理では献立作成や衛生管理、調理指導など行います。道内大学・短期大学より受け入れを行っています。
北海道病院レシピコンテスト受賞
栄養課では患者様においしいお食事を提供するため、レシピコンテストに出場し日々勉強しております。


この度、「北海道の食材を使用した、乳製品を利用して減塩できる乳和食レシピ」との応募条件で、「北海道病院レシピコンテスト 乳和食部門」に応募したところ、最優秀グランプリを受賞することができました。病院食の茶碗蒸しレシピをアレンジして、道産食材を使用し、卵の代わりに長芋を、だし汁のかわりに牛乳を使用することで、減塩できる乳和食の茶碗蒸しを考案しました。長芋と牛乳の比率、美味しさ、調理時間や栄養価などを考慮して調理師と共に試行錯誤しました。今後は乳和食のような新しいジャンルのレシピを患者様へ提供するために、頑張りたいと思います。