健診センター

脳ドック・認知症スクリーニング健診

脳ドック

脳ドックの目的は、自覚症状のない方を中心に、MRI、MRAにより、くも膜下出血や脳内出血、脳梗塞の原因となる脳血管疾患を早期に発見するための「脳の健康診断」です。
40歳以上の方で、脳卒中などの病気が気になる方、高血圧・糖尿病・高脂血症・肥満・喫煙などの危険因子を有する方などにお勧め致します。

検査に関しての注意事項

次の方は検査を受けられない場合がありますので、事前にご相談下さい。

  • 心臓に人工弁を造設している方
  • 体にステントを留置している方
  • 人工関節を留置している方
  • 体に手術後のボルトを留置している方
  • 磁石式入れ歯を使用している方
  • 脳動脈瘤クリッピング術、脳動脈瘤コイル塞栓術を受けている方
  • 体に外傷による金属片が残っている方
  • インプラント治療を受けた方

認知症スクリーニング健診

アルツハイマー型認知症を見つけるために最も重要な質問を用いた、簡単なスクリーニングテストです。
タッチパネルパソコンとの対話方式で、①ことばの即時再認、②日時の見当識、③ことばの遅延再認、④図形認識1、⑤図形認識2 の5つのテストを行います。質問項目が少ないため、低ストレスでテストを受けることができます。テスト時間はプリントアウトを含めて約5分です。

VSRAD (ブイ・エス・ラド)

アルツハイマー型認知症は、はじめに海馬・海馬傍回から萎縮することがわかってきています。VSRAD(Voxel-Based Specific Regional Analysis System for Alzheimer‘s Disease)は、海馬・海馬傍回付近の萎縮の形態画像情報を解析し、早期のうちにアルツハイマー型認知症を発見するという検査システムです。
VSRADは頭部MRI画像から脳萎縮の度合いを評価するものであり、脳ドックと同時に受診していただくこととなります。

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