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看護部のご案内

旭川赤十字病院 ナーシング・インディケーター

旭川赤十字病院 ナーシング・インディケーター

 看護サービスの質の保証とは、患者に対して行う看護ケアとそれが患者にもたらす結果を常に吟味しながら、よりよいケアに改善していく継続的な活動です。そのため、質の保証には評価が不可欠となります。
 現在、看護サービスの質の評価は、A.ドナベディアン(1919-2000)が提唱した「構造(structure)」「過程(process)」「結果:アウトカム(outcome)」の枠組みを用いるのが最も妥当とされています。「構造」「過程」「結果:アウトカム」は、密接に関連しており、分析を加えることで改善に結びつけることが可能です。
 当看護部は、2015 年度より、ドナベディアンの「構造」「過程」「結果:アウトカム」の枠組みを利用し、ナーシング・インディケーターを用いて看護部全体の看護の質を評価します。また、看護の質評価に当たっては、PartⅠ~Ⅲに分けてデータを収集・分析し、改善につなげていきます。
・PartⅠ:日本看護協会DiNQL指標、日本病院会QIプロジェクト指標(一部抜粋)
・PartⅡ:日本赤十字社看護部長会で承認が得られた赤十字関連の看護の質評価指標
・PartⅢ:上記以外の自施設の看護管理データで看護のアウトカムに影響を与える指標

 当看護部の看護サービスの質を保証するために、PartⅠ~Ⅲの看護の質評価指標を継続的に集積し、PDCAサイクルを回しながら看護の質改善を図っていきたいと思います。

2021年8月

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