臨床研修/職員研修(教育研修センター)

初期臨床研修

初期臨床研修

旭川赤十字病院における初期研修

 旭川赤十字病院は“救命救急センター”を併設しており、道北地区(旭川市および周辺9町、人口約41万人)における救命救急の中核として24時間その使命を果たすとともに、“地域医療支援病院”として隣医療機関と円滑な連携をとることで、地域に密着した医療を提しております。

 また、赤十字社は国際的救護組織として誕生して以来戦時平時を問わず人類の苦痛を軽減することを使命として幅広い活動を行っております。東日本大震災においても、当院は全国の医療機関に先がけて救護班を派遣するなど、積極的に救護活動を行ってきた実績があります。

 また平成21年には、道北ドクターヘリの基地病院となりました。当院のERには、軽症(walk in)から超重症(救急車、ドクターヘリ)まで、様々な救急患者さんが多数来院されます。

 研修医は救急研修や2年間を通した当直研修を通して、これらの症例から多くのことを学ぶことができます。ERにおける各科の連携は良好であり、研修医は救急専属医師のみならず診療科の垣根を超えた幅広い指導を受けております。

 その結果、当院における初期研修の2年間が終わる頃には、救急外来や患者さんの急変時に適切な初期対応ができる医師に成長しているはずです。また、当院のプログラムでは、自由選択期間を11ヶ月間設けることで、将来自分が専門とする診療科の研修を重点的に選択することや、あるいはスーパーローテート方式の研修を行うことを可能にしております。ぜひ一度見学にいらして、ご自分の目で確認してください。

 研修の詳細については、以下の各項目をご覧ください。

臨床研修の理念と基本方針

≪理念≫

赤十字の精神(人道・博愛)を基本理念として、医師としての人格を涵養し、医学及び医療のはたすべき社会的役割を認識する。
将来専門とする分野にかかわらず、日常診療で頻繁に遭遇する病気や病態に対応できるよう、プライマリ・ケアの基本的な診療能力(態度、技能、知識)を身につける。
地域の基幹病院として質の高い医療を地域へ提供する。

≪基本方針≫

保健・予防・治療を含めた総合的な研修を行うことにより、医術の練磨と医師の資質の向上を目的とする。
プライマリ・ケアを最重点にローテーテイト方式により各科にわたる基礎的な診療についての知識と、技術応用力及び医師(職業人)としての態度を身に付ける。

研修医日記

よくある質問Q&A

病院見学

見学日程、診療科などを添えて、教育研修センターへお申し込みをお願いします。ただし、休診日(土日祝日。5/1、年末年始を含む。)、年度替わりの前後4週間は見学ができませんのでご了承ください。

申し込み先

 院内の規程に沿って支援していますが、基本的に北海道内の移動分が対象となります。
旭川市外の医学生の方は、宿泊の相談に応じます。

採用関係

 決まった大学からの採用枠はなく、国・公立・私立の別、道内・道外大学の別も全く関係ありません。
参考までに、最近の出身大学(50音順)を示します。

採用年度出身大学合計
H30年度旭川医大3名、札幌医大2名、北大5名10名
H29年度旭川医大5名、札幌医大2名、北大3名10名
H28年度旭川医大5名、札幌医大1名、北大2名8名
H27年度旭川医大3名、札幌医大2名、北大5名10名
H26年度旭川医大2名、札幌医大2名、北大1名、宮崎大1名6名
H25年度旭川医大2名、札幌医大1名、長崎大学1名4名

 履歴書と大学からの成績証明書を送付していただき、面接の日程を調節いたします。
小論文がありますが、あらかじめお伝えするテーマを800字程度にまとめて、面接試験当日に持参していただきます。

 試験日程がすべて終了したのちに選考会議を行っているので、その前に内定を出すことはありません。

ローテーション

 1年毎に決めております。1年次のローテーションは、マッチングにより採用内定が決定後、メールなどで希望を聞いてスケジュールを調整いたします。
2年次のローテーションは、1年次の12月頃から、将来の志望科や希望に合わせて、臨床研修プログラム責任者と相談をしながら決めます。

 その都度、臨床研修プログラム責任者に相談してください。目標に向けて、柔軟にプログラム変更を行っております。

生活・環境

 皆さんが充実した研修生活を過ごせるように、教育研修センターには医師(研修管理委員長)、事務方の専属サポートスタッフが常勤しており、何かあったときにすぐ相談が可能です。
専用の研修医室があり、各自の机、本棚、ロッカーはもちろん、研修医専用の当直室が 2室あり、レクチャーやハンズオンセミナーに使える研修室、シミュレーター室があります。
診療録は完全に電子カルテ化されており、研修医室には電子カルテ端末も複数配置されております。
院内のLANケーブルと接続したPC端末からは、外国雑誌電子ジャーナル 58種、MEDLINE (with full text)、Medical Online、医中誌 Web 、DynaMED (mobile対応)、UpToDate、Springer-Linkホスピタルエディション、Ovid、今日の臨床サポートなどにアクセスすることが出来ます。

 当院より徒歩5分圏内の病院借上げの住宅を紹介しております。うち2棟は2015年に完成した建物です。
単身用・世帯用の両方を用意しており、住宅手当も支給されます。

 土日祝日の他、5月1日(日本赤十字社創立記念日)、年末年始6日間が休日となります。
有給休暇は1年目15日、2年目最大36日、夏季休暇3日、慶弔に関する特別休暇もあります。社会保険等の適用があり、医師賠償責任保険も病院で一括加入していますので安心して勤務することができます。また、研修を開始する際の引越代についても一定額助成しています。

研修

 1年目1ヶ月間は先輩研修医の見習い研修を行います。2ヵ月目からはWalk in日当直の対応をします。2年目からは救命救急センターの日当直担当となります。診療については随時指導医への相談およびフィードバックが行われる体制が整えられています。休診日を含み月4~5回割り当てられますが、希望により多くの研修が可能です

 ローテート中、各診療科、救急救命センター(救急研修・日当直)で外来研修を行います。
 当院の救急車の受け入れ件数は、2012年の統計では、道内で3番目の多さです。
時間外には、walk inの患者さんも多数来院されます。
救急研修中のER(救急車対応)と2年間を通した当直研修(walk inと救急車対応)で、沢山の外来患者さんを経験できます。
また、2年次には、留萌市立病院で総合内科の研修も選択できます。

 CV挿入は、内科研修中に加えて、麻酔・救急研修中にエコーガイド下穿刺を指導いたします。
消化器内科では消化管内視鏡、循環器内科ではPCI経験できます。
また、救急研修期間中に、手術室で形成外科医が縫合手技を、心臓血管外科医が胸腔ドレーン挿入を指導いたします。

専門医

当院は基幹施設として3領域(内科・救急・総合診療)のプログラムを用意しております。

研修修了後

 初期研修を修了した人は、基本的に後期研修医(専攻医)として継続研修が可能です。
基幹施設として3領域(内科・救急・総合診療)、連携施設として大学病院・その他医療施設と連携しております。

 初期研修を修了した研修医の進路状況は以下のとおりです。

/修了年H23年H24年H25年H26年H27年H28年H29年H30年
当院で引き続き後期研修医として研修をする1名0名1名1名1名1名1名2名
他施設、大学へ3名3名3名2名3名5名9名6名

NPO法人卒後臨床研修評価機構受審(JCEP)

卒後臨床研修評価機構より認定を受けました

 NPO法人臨床研修評価機構の調査により、認定基準を達する医師臨床研修施設として4年間の認定を受けました。今後も、道北の医療を支える一施設として、より良いプログラム・研修環境づくりに努めて参ります。

認定日評価結果
初回認定2014年8月1日認定(認定)4年
第1回目更新審査(最新)2018年8月1日認定(認定)4年

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