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研修医の広場

~ある日の救外の風景~

こんにちは!協力型2年目研修医の田丸です。2年目も3カ月ほど延長して研修しておりまして、ふたたび研修医日記を書くことになりました、よろしくお願いします。

 最近はCOVID-19の影響で、実習や病院見学ができない状況とのことで、見学に来なくても病院のことを知ってもらえるような研修医日記を書いてほしいな~とお達しが来まして、丁度救急研修をしているから、救急研修のことを書こう!と思ったのですが、僕の同期のI先生がとてもまじめで良い日記をすでに書いていたので、僕は少し不真面目にある日の救外(暇なとき?笑)を紹介したいと思います。
 本当は実際に患者さんを診察しているところを紹介したいですが、コンプライアンス的にできないので、申し訳ないです……。

 さて、なにやらいかめしい装置がたくさんあって、少しオペ室を思わせるようなところですが、これは重症者を診るベッドで、人工呼吸器や除細動器などが設置されています。当院は三次救急も診るので、高エネルギー外傷やCPA症例などはこのベッドに患者さんを搬入して診察します。本当に切迫した症例では開胸を行ったりする症例もあります。

 今度は、外来の診察室を思わせるところですね。ここでWalk-inで来た患者さんの対応をします。1年目はこっちを使うことが多いですね。
 続いてWalk-in外来を見渡すと、

 何やら怪しげな液体と顕微鏡が設置されていますね。ここはGram染色を行う場所です。実は、僕らが1年目の時に設置されまして、感染症が大好きな同期のDr. Mの涙ぐましい努力により実現しました(笑)

 再び救外に戻ると、今度は機械が設置されていますね。血液ガス分析器とインフルエンザの迅速抗原検査装置です。ペッパー君のようにしゃべってはくれませんが、大変お世話になるありがたい奴らです。故障するのがたまに傷ですが、有能なCEさんが一瞬で直してくれます。

また重症者のベッドに戻ると、みなさんおなじみのエコーですね。患者さんにやっているところは見せられないので、

一緒に救急研修をしていたDr. Gに手伝ってもらいました。
なんかDr. Gって某番組みたいでかっこいいですね。Dr. G曰く腹の肉らしきものは残像だそうです(笑)
救急車が来ていない時も、実はこんな風に練習しながら、日々の診療に役立てるように研鑽していたりいなかったりするかも??

ホットラインが鳴ったら(*撮影時は鳴っておりません)、救急車が入れるように搬入口を開けます。まだ4月なのでちょっと寒い!!

搬入口を開けたらこんな風に救急車を待ち構えて……!?
こんなところに立っていると救急車に轢かれて自分が救外に搬入されます……。

最後はそれっぽく入り口で撮影してみました。

 終始ふざけた内容のない日記になってしまいましたが、こんな感じでやっています(結局場所の紹介?)。一応、病院見学に来られない分、救急外来の風景だけでも見ていただけたということでお許しください(笑)
 僕はあと数か月で当院での研修は終了してしまいますが、この1年ほどを振り返ると色々ありましたが、ここで研修できてよかったと思っています。COVID-19の対応などで、ストレスフルな状況ですが、そんな中でも、この日記のために快く撮影協力をしてくれた看護師さんをはじめとするコメディカルの方々や上級医、研修同期や先輩後輩など、周囲の支えがあって本当に充実した研修であったと日々感じています。大変な状況とは思いますが、当院での研修も考慮してくれたら幸いです。
 ぜひ、当院で楽しく研修医生活を送ってみませんか?研修医・スタッフ一同、みなさんと一緒に働けることを楽しみにしております。
 最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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