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研修医の広場

研修外活動について

 こんにちは!研修医の吉田と申します。ついに僕のもとにも日記作成の依頼が来てしまいました。僕はあまり日記にするような引き出しが多くないので、研修医が研修以外で普段していることについてお話したいと思います。
 おそらくこのページを見ている方は医学生がメインだろうと思いますので、勧誘も兼ねた紹介になります。それ以外の方も、研修医ってこんなことしているんだ!と知っていただけましたら幸いです。

・研修医症例検討会
 これは優秀な同期が提案してくれた企画です。
 今年の9月から軌道に乗り始めたのですが、研修医が日常の診療や救急外来、当直で遭遇した症例について、みんなでカルテを見ながら討論する、というものです。めまいで搬送されて実は心筋梗塞だった…、脳卒中かと思ったら実は感染症だった…などなど、本で読んだことはあっても、なかなか遭遇しないような症例について、担当研修医のプレゼンを聞きながら学ぶことができます。研修医同士なので堅苦しくなく、自由な雰囲気で意見を出し合えるところがいいですね!
特に積極的に発表してくれる2年目M研修医の発表はとても勉強になります。M君のプレゼン中、医学知識が泉のように湧き上がる様は圧巻。
 研修医A「医学書が歩いてる!」
 研修医B「知識量デカすぎて固定資産税かかりそうだな!」

・シミュレーター室
 研修医室の隣には「シミュレーター室」という部屋があり、模型を使って様々な手技の練習ができるようになっています。今日は1年目研修医の2人が気管挿管の練習をしているようです。顔は撮らないでといわれたので首から下だけの写真となります(笑)
 超音波、採血、腰椎穿刺、中心静脈カテーテルなど練習できる手技は多く、日々ここで練習をしています。4月には1年目研修医同士で採血の練習をするのが風物詩らしいです。
 僕は超音波検査の練習台になったところ脂肪肝が発見され、現在ダイエット中です。

・グラム染色
 これは救急外来に設置してある染色セットです。研修や当直の合間を縫って、ここで尿や痰などの検体を染めて顕微鏡で観察することができます。感染症に罹っているとき、原因菌が何かを知ることは治療を始めるうえで非常に重要になります。  
このセットがあるおかげで、10分少々あればおおよその原因菌を予想することが可能となります。問題があるとすれば、使用後すぐに片付けないと救急外来にお酢のような染色液のにおいが立ち込めてしまうことですね…。  
研修医が染色をしていると、通りかかった指導医の先生方も「どれどれ~?」と顕微鏡をのぞいて一緒に原因菌の種類や抗菌薬の処方を考えてくれます。結構楽しいです。

 さて、いかがでしたか?こんなことやっているんだ!なかなか面白そう!と思っていただけたら嬉しいです(/・ω・)/
 このページを見ている医学生の皆さん、是非旭川赤十字病院を初期研修先にご考慮ください!

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