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研修医の広場

当院での研修について

 今回の研修医日記では当院での初期研修について、自分が旭川赤十字病院を研修先として選んだ理由などを交えながらご紹介したいと思います。

 自分がこの病院を研修先として希望した理由は大きく2つあります。
1つ目は充実した診療科、2つ目は救急体制です。
内科系の診療科に関しては、消化器内科、循環器内科、呼吸器内科、血液腫瘍内科、脳神経内科、糖尿病・内分泌内科、腎臓内科と多くの科がそろっています。膠原病内科と精神科以外の診療科はおおむねそろっており、豊富な診療科のもとで充実した研修を行うことができます。

 救急科の研修について1年目は8週、2年目4週の必修研修としています。(2年目には自由選択としてさらに研修することもできます) 常勤の救急科専門医3人のもと、2年間を通して軽症から重症まで様々な症例経験を積むことができます。

 当直・日直について、当院は救急車とwalk inにわかれており、救急車側に2年目研修医 1人・上級医1人、walk in側に1年目研修医 1人・上級医1人の体制で行っています。
二次当番日には、市内の救急車が当院に集約されるため救急車側で対応する研修医は2人体制になります。
年間の救急車搬入は4,268台/年(2020年)となり平均すると1日当たりの救急車台数は11.7台です。
また、救急科の研修を終えた1年目研修医の希望者は、救急車側(二次当番日)を担当でき、2年目研修医とペアを組んで当直・日直に入ることができます。1月以降に救急科の研修をする場合は、事前に見習い研修か二次当番日の当直を2回以上行えば、二次当番日以外の日直・当直へ入ることが可能です。基本的に当直明けの日は終日休みとなります。

 感染症について、外部の先生を招いてのレクチャーが年に4回あり、各科の上級医からの定期的なレクチャーも行っています。ICLSやBLS、ACLS、JATECなどの救急関連の講習会参加のための受講料等は病院側で負担してもらえるため、こういった講習会にも多くの研修医が参加しています。

▲研修医室 電子カルテが3台あります。病棟のカルテが混んでいるときなどに重宝します。
▲リラックスルーム ここにも電子カルテが3台あります。症例検討会などもここで行っています。
▲図書館 24時間利用でき、集中して勉強したいときなどに便利です。
▲シミュレーションルーム 縫合、気管挿管、CVカテーテル、エコー、腹腔鏡などの練習を行えます。

 みなさんの病院見学をお待ちしています!

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