皆さんこんにちは。研修医2年目の関口です。
新年度を迎えて早くも一か月半が過ぎました。後輩たちは非常に優秀で僕らも刺激されながら研修をしています。
見学がしばらく中止になってしまいましたが、普段研修医がどんなことをしているか気になりませんか?僕は学生時代すごく気になりました。
今回は研修医が普段どんな風に一日を過ごしているかをざっくりお教えします!
僕は今、血液・腫瘍内科を回っています。
血液・腫瘍内科では、8時頃に出勤し、カルテで患者情報を把握するところから一日が始まります。
8時30分過ぎから採血結果が出始めます。
それまでに患者さんがどのくらい食事できているか、熱はでていないかなど、経過表や看護師の記録でわかる範囲の情報を得ます。場合によっては採血結果を待たずにまず患者さんのところに行くこともあります。
採血に関しては、お手伝いをすることも稀にあります。血液・腫瘍内科は採血が多くて早朝から採血業務があるので早起きしなければなりません。
情報が集まったら、次に指示出しです。輸液や抗菌薬・処方の調整など血液・腫瘍内科ならではかもしれませんが輸血のオーダーを出したりもします。
一通り自分で考えたあとに、指導医にも確認していただきディスカッションします。 方針が決まったら改めて指導医と回診して状態を確認し、方針がこれで良いか判断します。
病棟の業務が終わったら、外来や他科から紹介された患者さんの診察に行きます。
午前の仕事が終われば昼休みです。
昼休み中にカルテをまとめたり、指示出しの続きをしたりする熱心な1年目研修医がいます!

午後は手技系の業務をすることが多いです。
血液・腫瘍内科の手技といえば、骨髄穿刺やPICC、造血幹細胞採取などがあります。
僕は最近PICCを何度かやらせてもらったり、造血幹細胞採取のお手伝いをしています。

そのあとは今後の方針を踏まえて上級医からレクチャーがあったり、カルテの整理などをして仕事は終わります。
帰宅して復習をしたり、本を読んだり、料理をしたりします。
研修医2年目になるとやれることが増え非常に有意義です!
是非当院で研修をすることを考えてみてください!!