診療科紹介

診療科紹介

糖尿病・内分泌内科

診療科の概要

糖尿病・内分泌内科ではその名のとおり糖尿病と、甲状腺のような内分泌器官の病気を診療しています。現在5人の医師で、外来(午前3診)と病棟を担当しています。病棟では自科の患者だけではなく、手術や救急入院を含む他科入院患者の血糖コントロールも担当しています。



診療方針

糖尿病は国民病とも言われ、全国で約900万人の患者がいると考えられています。現在、我々の糖尿病外来に通院されている糖尿病患者は約2500名で、その95%が2型糖尿病です。2型糖尿病は遺伝素因と生活習慣の両方を基盤として、すい臓から分泌されるインスリンの作用不足によって慢性の高血糖状態が続く病気であり、その治療には基本となる食事・運動療法のほかに、飲み薬とインスリンの注射薬があります。最近、低血糖をおこしにくいインクレチン関連薬という薬が飲み薬と注射薬の両方で使えるようになり、それらを使っておられる方も増えています。また1型糖尿病はインスリンが全く出なくなってしまい、どうしても1日3回ないし4回のインスリン注射が必要な病気ですが、それでも血糖が安定しない場合にはCSIIといって、細いテフロンの針を(痛くありません)皮下に留置し、インスリンを24時間コンピューターでプログラムした量で持続的に注射する装置も使えます。現在数名の方が使用されていますが、思いのほかわずらわしくなく好評です。

しかし、いかに技術が進歩しても、糖尿病はほかの病気と違って自分自身が食事、運動、生活を注意しなければ決して良いコントロールは得られません。そのために療養生活をサポートするCDE(糖尿病療養指導士)という専門の資格を有するスタッフが15名おり指導にあたっています。食事や運動だけではなく、インスリンの打ち方や自己血糖測定の器械の扱い方、飲み薬の注意点、足の診察(フットケアと言います)などを専門的に指導してくれる看護師、管理栄養士、薬剤師、検査技師、理学療法士とともにチーム医療を実践しております。糖尿病は一生付き合う病気であり、また大変多い病気です。地域の医療機関と連携して、通常はかかりつけ医で糖尿病の治療を続け、合併症のチェックやコントロールが悪化した時など節目節目で我々のような糖尿病専門機関を受診してもらう「糖尿病地域連携パス」も推進してまいります。


こんな症状の時は受診して下さい

内分泌外来では内分泌疾患(特に甲状腺疾患)と共に代謝疾患(高脂血症、高尿酸血症など)を扱っています。糖尿病のない肥満、高脂血症などもこの外来で 治療しております。生活習慣病は最初何の症状もありませんが、放置すると脳卒中や心筋梗塞、糖尿病では失明や足の壊疽、慢性腎不全による人工透析など大変 重症な病気を引き起こします。倒れた時適切な治療を受けるのも重要ですが、その前にきちんと治療して倒れない体を作ることが、特に高齢化社会を迎えるにあ たって重要なことだと考えます。


医師紹介

森川 秋月 副院長
森川 秋月
健診部長
森川 裕子
糖尿病・内分泌内科副部長
野村 雅宏

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