副院長
小林 巌 (こばやし いわお)

平成31年4月1日より副院長に就任いたしました。旭川赤十字病院での勤務歴は通算約18年に及び、平成19年からは、救急領域を中心に勤務しております。この10年間だけでもドクターヘリの導入や救急患者の高齢化など、救急診療環境も高度で複雑なものとなっております。一病院のみでの対応では限界にきており、地域連携の重要さが増していると認識しております。今の時代にあった救急のあり方を模索しつつ、より地域の皆様に安心してもらえる救急体制の構築に関わっていけたらと考えております。 また、昨今の自然災害の頻発に対し、日本赤十字社の一員として災害支援活動の充実も当院に課せられた責務と考えております。どれも今すぐに取り組むべき課題と考え、今後の副院長業務を務めていく所存でございます。
- 1987(S62)年 3月
- 旭川医科大学卒業
- 2007(H19)年 4月
- 旭川赤十字病院 麻酔科部長
- 2014(H26)年 4月
- 旭川赤十字病院 院長補佐
- 2019(H31)年 4月
- 旭川赤十字病院 副院長
副院長
瀧澤 克己 (たきざわ かつみ)

2020年4月1日付にて副院長を拝命いたしました瀧澤克己と申します。専門は脳神経外科で、旭川赤十字病院では2001年より脳卒中をはじめとする脳疾患の診療に携わってきました。今後も臨床現場の感覚を忘れずに、平時にも非常時にも地域の皆様に安心をもたらす医療が提供できるように貢献してまいりたいと存じます。
当院が今以上に地域の皆様に信頼される病院として発展していくためには、職員ひとりひとりが医療安全、医療倫理により一層の関心をもち、立場の違いを認識し共感の気持ちで聴く(傾聴)・対話するという意識、技術を高めていくことが重要と考えており、文化として根付くように努力してまいります。
また、院長が掲げる今後の課題のひとつに外国人患者への対応があります。私自身、外国人患者への対応は当院だけの問題でないと考えています。少子超高齢化社会となっていくなかで、病院は地域とともに生き残り発展していくことを目指す必要があります。外国人に対する医療が充実することで、より多くの外国人が安心して道北地方に訪れてもらえれば、地域の活性化に繋がります。私自身、院長の理解のおかげで中国、ロシア、インド、ベトナム、タイ、等多くの国で診療に従事してきました。これまでに築き上げた親密な人脈を生かし、企業とも連携しながら、この取り組みに関わっていきたいと考えております。
今後とも皆様のご理解、ご支援を賜れれば幸いに存じます。
- 1990(H2)年 3月
- 旭川医科大学卒業
- 2007(H19)年 4月
- 旭川赤十字病院 脳神経外科部長
- 2013(H25)年 4月
- 旭川赤十字病院 院長補佐
- 2019(H31)年 4月
- 旭川赤十字病院 上席院長補佐
- 2020(R2)年 4月
- 旭川赤十字病院 副院長
副院長
安孫子 亜津子(あびこ あつこ)

2022年4月から副院長に就任しました安孫子と申します。2020年に当院、糖尿病・内分泌内科部長として赴任し、コロナ禍でなかなか院内、院外の皆さんと交流ができず、以前の日常の大切さを痛感しながら過ごす日々です。
私は糖尿病内科を専門として診療、研究を行ってきました。卒後7年目にボストンへの留学の機会をいただき、米国での研究生活のみならず、日本の医療体制とは大きく異なる米国の医療も体験できました。帰国後はたくさんの人達に支えられ仕事を続けさせていただき、色々な新しいことにチャレンジさせていただきました。
糖尿病は定期通院患者さんのみならず、救急や周術期などで血糖管理を必要とする症例が多くみられます。また透析導入原因疾患の第1位が糖尿病性腎症であり、国としても腎症重症化予防に力を入れております。糖尿病の予防、早期治療から、高度治療まで、幅広く対応できるよう、若手医師教育にも力を注ぎたいと思います。また、これまで推進してきた「糖尿病地域連携パス」の普及や「糖尿病性腎症重症化予防」の活動も継続し、その中で当院が果たすべく医療を地域に還元できるよう、周辺地域の医療機関の医師および多職種スタッフ、行政などと、幅広い連携を実行していきたいと思います。
これまでお世話になった皆様への感謝をこめて、微力ではございますが、地域の医療発展のために精進していく所存です。引き続きご指導、ご鞭撻をいただきたく、よろしくお願い申し上げます。
- 1992(H4)年3月
- 旭川医科大学卒業
- 2020(R2)年4月
- 旭川赤十字病院 糖尿病・内分泌内科部長
- 2021(R3)年4月
- 旭川赤十字病院 院長補佐
- 2022(R4)年4月
- 旭川赤十字病院 副院長
副院長
福永 亮朗(ふくなが あきら)

令和7年4月1日付で副院長を拝命いたしました福永亮朗と申します。新型コロナが5類となり明るい未来がやってくると思いきや、世界中の紛争や円安物価高、診療報酬改定等厳しい情勢が続き、能登半島地震や山火事等、自然災害の脅威も更に高まってきているように感じます。
私の専門は外科で、呼吸器、消化器、乳腺などの外科治療に携わってまいりましたが、2019年に呼吸器外科専門医として旭川赤十字病院に着任しました。呼吸器外科の重要な仕事の一つに肺癌の手術がありますが、最近ロボット手術や単孔式手術など低侵襲下が進んでおり、少しでも体への負担が少ない手術治療が受けられるよう当院でも低侵襲手術に積極的に取り組んでおります。また、長年の腹部外科の経験を活かし、多発外傷等胸腹部に渡る外科治療にも多数携わってまいりました。当院はドクターヘリで多発外傷の方が搬送されることも多く、今後も外傷救急医療の拡充を行ってゆきます。
私は今後も呼吸器外科医として勤務しますが、医療安全統括責任者として病院全体の安全管理と強化を行い、今後も安全・安心な医療を受けていただけるよう尽力する所存です。
皆様にはご指導ご鞭撻をいただけますようどうぞ宜しくお願いいたします。
- 1996(H8)年3月
- 旭川医科大学卒業
- 2019(H31)年4月
- 旭川赤十字病院 呼吸器外科部長
- 2024(R6)年2月
- 旭川赤十字病院 院長補佐
- 2025(R7)年4月
- 旭川赤十字病院 副院長
副院長
富安 正典(とみやす まさのり)

当院は日本赤十字社北海道支部病院としてこの地に移転以来、100年にわたり地域の医療を守り地域の皆様に信頼される病院として発展できるよう努めてまいりました。その姿勢は今後も引き続き変わることはありませんが、医療を取り巻く環境が刻々と変化していく昨今では、複雑で多様な価値観へ素早く柔軟に対応していくことが重要だと考えております。そのためにも私ども事務部門は、一人ひとりが広い視野を持ちながら自らが考え行動していくことを心掛け、経営管理のプロフェッショナルとして、また、病院内外を問わずコミュニケーションの潤滑油的存在となれるよう日々精進していく所存です。
当院はこれからも地域の皆様に寄り沿った安心で安全な医療の提供を目指すとともに、高度専門医療のみならず道北における医療ネットワークの要としても地域に貢献してまいりますので、一層のご支援をいただきますようよろしくお願い申し上げます。
- 1991(H3)年4月
- 旭川赤十字病院
- 2013(H25)年4月
- 日本赤十字社北海道支部
- 2015(H27)年4月
- 旭川赤十字病院 事務副部長
- 2019(H31)年4月
- 釧路赤十字病院 事務部長
- 2022(R4)年4月
- 旭川赤十字病院 事務部長
- 2024(R6)年4月
- 旭川赤十字病院 副院長兼事務部長
看護部長
鈴木 智子(すずき ともこ)

令和7年4月1日付で看護部長に就任いたしました。私は、国際的な場面で活躍する赤十字看護師に憧れて旭川赤十字看護専門学校に入学し、平成4年に卒業後、当院に入職しました。その後、多くの方々からのご支援とご指導を賜り、国際救援要員として登録され、大地震や津波等の被災者に対する医療活動に従事しました。この貴重な経験により、言語や宗教のみならず、互いの習慣や価値観を認め、尊重し、支え、感謝することの大切さを学び、私の看護師としての活動の土台になっていると思っております。
当院は、救命救急センターを有するドクターヘリ基地病院として、道北地域で暮らす人々に対する安心で質の高い救急・急性期医療の提供に努めるとともに、速やかに住み慣れた場所で自分らしく暮らしていけるよう、地域の医療・介護施設との連携を図っています。看護部は、当院に求められる役割を果たすとともに、赤十字の「苦しんでいる人を救いたいという思いを結集し、いかなる状況下でも、いのちと健康、尊厳を守る」という使命の実現を目指しています。2025年を迎えた今、医療を取り巻く課題は多く存在しますが、患者様とそのご家族それぞれに求められる最良のケアが損なわれないように環境を整えること、そのケアを最前線で提供する看護職員が互いに支え合い、チームとして成長していくことをサポートすることが、大切な使命であると考えています。
地域の皆様からも職員からも信頼され、選ばれる病院づくりに微力ながら尽力してまいります。今後ともご指導、ご鞭撻いただけますよう、よろしくお願いいたします。
- 1992(H4)年3月
- 旭川赤十字看護専門学校卒業
- 2003(H15)年11月
- オーストラリアグリフィス大学看護学士(一年課程)修了
- 2020(R2)3月
- 旭川医科大学院医学系研究科看護学専攻修士課程卒業
- 2022(R4)年4月
- 旭川赤十字病院 看護副部長
- 2025(R7)年4月
- 旭川赤十字病院 看護部長
院長補佐
- 第一消化器内科部長
- 藤井 常志
- 第一泌尿器科部長
- 堀田 裕
- 脳神経内科部長
- 浦 茂久
- 皮膚科部長
- 木ノ内 基史
- 腎臓内科部長
- 小林 広学
- 第一耳鼻咽喉科部長
- 片田 彰博
- 第一外科部長
- 市村 龍之助
- 参与
- 長谷部 千登美