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研修医の広場

大喜利のすゝめ

はじめまして、1年目研修医のKです。
気温も寒くなり、雪も降り始めたことで研修医生活1年目の終わりを感じている今日この頃です。旭川は北海道の中でも冬の寒さが厳しく、雪も多いのでこの冬期間を乗り越えられるか少しドキドキしています。既に暖房がないと布団から抜け出せないのが不安点です。

気候の話はともかく、今回の記事では学会発表についてご紹介させていただきます。
当院では学会参加に伴う参加費・旅費の補助が出ます。1年目には道内2回(日帰り)まで、2年目には道外1回と道内3回までの補助をもらうことができます。またそれとは別に、年に1回開催される「日本赤十字社医学会総会(日赤総会)」に参加する場合や、指導医からの指示で学会で演題発表をする場合(年3回まで)は別口で補助がもらえます。
現在1年目の研修医の中では既に5名ほど学会での発表の機会をいただきました。発表内容はそれぞれの志望科やローテーションでお世話になった診療科の中から選ぶことが多いです。日常業務、自己学習の時間とは別に学会準備の時間を確保することは少し大変でしたが、研修医のうちに学会発表の経験をさせていただけるのはとても有意義に感じられました。3年目以降の専攻医の立場では聞けないような基本的なスライドの作り方から何まで、今であれば優しく教えていただけるのは大変お得だと考えています。その中で旅費の補助をいただけるのは学会発表のハードルを下げる上で大変力になる制度だなとしみじみ感じています。

また、日赤総会では学会発表とは別に「研修医症例検討会(通称クイズ大会)」というものに参加することもできます。クイズ大会とは、各病院の研修医から3名1組でチームを組んで出場し、出題される症例問題を解いて優勝を目指すという催しです。採点内容には臨床推論力の他に、如何に面白い回答をするかという大喜利の側面もあり、見るのも出場するのも面白いイベントとなっています。今年度旭川チームは2年目1名、1年目2名で参加しましたが、決勝リーグ目前に敗退するという結果で終わってしまいました。来年度は決勝リーグ出場を目指しているので、臨床推論力、大喜利力のある方のマッチングをお待ちしています。

以上、研修医Kでした!

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