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診療科紹介

呼吸器内科

呼吸器内科

診療科の概要

呼吸器内科は現在4名の医師で診療に当たっており、主に肺がん、間質性肺炎などの呼吸器疾患、肺炎などの呼吸器感染症、気管支喘息をはじめとしたアレルギー性肺疾患の診療を行っています。日本呼吸器学会関連施設として、呼吸器内科領域において専門性が不可欠な疾患を中心に診療を行っております。

特に肺がん診療においては、近年の分子標的治療に代表される個別化医療に対応すべく、従来の気管支鏡検査にくわえて、気管支鏡の先端から肺末梢の病変まで細いエコープローブを誘導して、病変部位を同定・生検できるガイドシース法 (EBUS-GS)や、気管・気管支に隣接するリンパ節などを経気管支的にエコーで確認して、穿刺・生検できる専用の気管支鏡(EBUS-TBNA)を導入し、診断率の向上に努めています。また、心臓血管外科・病理診断科・放射線科など関連する各科との密接な協力関係のもとで診療にあたっています。

当院は救急医療を主体とした急性期病院であり、当科においても呼吸器救急疾患では的確で迅速な診療・治療を基本としています。また、地域医療支援病院としても、地域医療の充実・発展のため高度先進医療を提供し、今後も周辺の病院,医院との連携を円滑に行なってまいります。

診療内容

疾患名
腫瘍性疾患肺がん、悪性胸膜中皮腫、縦隔腫瘍、良性腫瘍など
感染性疾患 重症呼吸器感染症(肺炎、胸膜炎、膿胸、肺化膿症)
びまん性肺疾患 間質性肺炎、膠原病肺、過敏性肺炎、サルコイドーシスなど
気道疾患気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患、慢性気管支炎など

医師紹介

診療・手術実績

2024年(1~12月)

 項目患者数
外来新患数631
外来延数7,565
新入院数715

2024年(1~12月)

手術件数件数
創傷処理(筋肉、臓器に達するもの・長径5㎝未満)2
胸腔鏡下膿胸腔掻爬術3
経皮的膿胸ドレナージ術3
気管支狭窄拡張術(気管支鏡による)1
気管・気管支ステント留置術(硬性鏡によるもの)1
気管支瘻孔閉鎖術2
胸腔鏡下肺切除術(肺嚢胞手術(楔状部分切除によるもの)1
抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他)10
中心静脈注射用植込型カテーテル設置(頭頸部その他)2
合計25

検査件数件数
気管支内視鏡件数239
EBUS-TBNA件数19
胸腔鏡件数8
合計266
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