平成29年度 旭川赤十字病院 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 534 189 223 364 641 1027 2597 3407 2530 488
【解説】
・こちらは、平成29年度中に退院した患者様の人数を年齢階級別(10歳きざみ)に集計したものです。
・60歳以上の患者様で約75%を占めており、なかでも一番多かったのは70歳代の患者様でした。
・一方で、0~30歳代の比較的若い患者様は全体の約10%でした。

※年齢は、入院時の年齢です。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
糖尿病・内分泌内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
100071xx99x110 2型糖尿病(末梢循環不全あり) インスリン治療 定義副傷病あり 85歳未満 74 13.42 15.63 5.41% 66.97
100071xx99x010 2型糖尿病(末梢循環不全あり) 定義副傷病あり 85歳未満 40 11.83 12.49 0.00% 64.40
100040xxxxx00x 糖尿病性ケトアシドーシス 10 16.80 13.57 10.00% 47.50
100070xx99x010 2型糖尿病(末梢循環不全なし) 定義副傷病あり 85歳未満 - - 11.90 - -
100061xx99x110 1型糖尿病(末梢循環不全あり) インスリン治療 定義副傷病あり 85歳未満 - - 15.42 - -
【解説】
・はじめに、当院は「DPC」という制度を導入しています。これは医療費を計算する方法の一つで、入院患者様の病名や治療内容によって1日あたりの入院費が決まる仕組み(包括評価)のことをいいます。
・「診断群分類(DPCコード)」とは、その入院費を決めるためのコードのことで、同じ病名でも病態や治療内容等(副傷病・手術・処置等の有無)によって細かくコードが枝分かれします。
・診断群分類別の患者数をみると、当院ではどのような入院症例が多かったのかがわかります。

(※各項目において、対象となる患者様が10人未満の場合は、個人を特定できないように「-」で示しています。)

<指標の説明>
●DPCコード・・・病名や病態によって異なる入院費を決めるためのコード。
●DPC名称・・・各DPCコードに対する名称。(※読みやすいように少し変更しています。)
●患者数・・・平成29年度中に退院した患者様の数。
●平均在院日数(自院)・・・当院の患者様の、1入院あたりの入院日数の平均。
●平均在院日数(全国)・・・上記の全国平均。
●転院率・・・当院から他の病院へ転院となった患者様の割合。
●平均年齢・・・患者様の年齢の平均。
●患者用パス・・・「パス」とは入院から退院までの治療計画のことで、治療方法や治療期間の目途などが記入されている。

・糖尿病・内分泌内科で最も多かったのは、「2型糖尿病」の教育入院の症例でした。
・使用する薬剤がインスリン製剤(注射薬)であれば1位のコードで、その他内服薬等の場合は2位のコードとなります。
呼吸器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍 抗がん剤治療 89 16.49 11.99 3.37% 71.15
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 経皮的針生検法等 75 3.61 3.59 1.33% 70.44
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 48 16.54 19.65 16.67% 71.02
040040xx9909xx 肺の悪性腫瘍 抗がん剤治療(ニボルマブ等) 37 5.92 10.56 0.00% 71.92
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 25 14.16 20.83 76.00% 83.44
・呼吸器内科で最も多かったのは、「肺の悪性腫瘍」に対し抗がん剤治療を行った症例でした。
・1位と4位は同じ「肺の悪性腫瘍」に抗がん剤治療を行った症例ですが、使用する抗がん剤の種類によってDPCコードが変わるものがあります。4位はニボルマブという抗がん剤を使用しているため、1位とは異なるDPCコードになります。
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060340xx03x00x 胆管結石、胆管炎 内視鏡的乳頭切開術等 113 12.66 10.61 10.62% 76.10
060050xx97x0xx 肝・肝内胆管の悪性腫瘍 血管塞栓術等 83 9.20 11.44 1.20% 71.35
060040xx99x60x 直腸肛門の悪性腫瘍 抗がん剤治療(ベバシズマブ等) 56 3.89 4.38 0.00% 78.30
06007xxx97x00x 膵臓、脾臓の腫瘍 内視鏡的胆道ステント留置術等 48 15.33 14.08 12.50% 73.17
060030xx99x3xx 小腸の悪性腫瘍 抗がん剤治療 41 5.00 7.42 0.00% 72.17
・消化器内科で最も多かったのは、「胆管結石、胆管炎」に対し、石を取り除くために内視鏡的乳頭切開術等を行った症例でした。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx99100x 狭心症 心臓カテーテル検査 198 2.71 3.03 0.00% 69.24

050050xx02000x 狭心症 経皮的冠動脈ステント留置術等 76 4.38 4.62 0.00% 68.68
050030xx97030x 急性心筋梗塞 経皮的冠動脈ステント留置術等 SPECT検査等 64 11.05 16.23 1.56% 67.28
050130xx99000x 心不全 55 12.69 17.71 21.82% 79.75
050130xx99020x 心不全 SPECT検査等 52 13.60 24.77 25.00% 80.63
・循環器内科で最も多かったのは、「狭心症」に心臓カテーテル検査を行った症例でした。
・「狭心症」とは心臓の血管である冠動脈が狭くなる病気で、手術が必要な場合は血管を拡げるために経皮的冠動脈ステント留置術等を行います。2位はその手術を行った症例です。
腎臓内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110280xx99020x 慢性腎不全 連続携行式腹膜灌流等 49 3.24 8.97 0.00% 61.45
110280xx99000x 慢性腎不全 45 12.31 12.23 2.22% 66.29
110260xx99x0xx ネフローゼ症候群 41 24.37 22.12 9.76% 69.54
110280xx02x00x 慢性腎不全 内シャント設置術等 35 17.09 8.50 0.00% 65.66
110280xx02x1xx 慢性腎不全 内シャント設置術等 人工腎臓(慢性維持透析以外) 27 31.15 36.38 14.81% 65.78
・腎臓内科で最も多かったのは、腎臓の機能が低下してしまう「慢性腎不全」に対し連続携行式腹膜灌流(機械を使って腎臓の働きを代行する治療法)を行った症例でした。
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
150010xxxxx0xx ウイルス性腸炎 57 3.75 5.50 0.00% 4.14
040090xxxxxx0x 急性気管支炎 57 5.12 5.94 0.00% 1.49
080270xxxx0xxx 食物アレルギー 48 1.10 2.54 0.00% 4.44
140010x199x00x 新生児一過性多呼吸 35 3.63 6.18 8.57% 0.00
030270xxxxxxxx 上気道炎 29 4.21 4.84 0.00% 1.76
・小児科で最も多かったのは、「ウイルス性腸炎」、「急性気管支炎」の症例でした。
・3位の「食物アレルギー」には、アレルギーの食物を食べてしまい症状が出てしまった場合や、アレルギー診断のために原因と考えられる食物を食べ反応を見る食物負荷試験を行った場合(※1年に3回以上行った場合。1年に2回以下の場合は違うDPCコードになります。)が含まれます。
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060335xx02000x 胆嚢水腫、胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 61 6.56 7.40 0.00% 58.67
060035xx01001x 結腸の悪性腫瘍 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術等 定義副傷病あり 48 17.40 23.82 2.08% 71.46
060020xx02x0xx 胃の悪性腫瘍 腹腔鏡下胃切除術(悪性腫瘍手術)等 20 19.25 17.27 5.00% 74.10
060150xx03xxxx 虫垂炎 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの)等 19 4.95 5.56 0.00% 34.74
060040xx02x01x 直腸肛門の悪性腫瘍 腹腔鏡下直腸切除・切断術(低位前方切除術)等 定義副傷病あり 17 18.12 28.92 0.00% 69.41
・外科で最も多かったのは、「胆嚢水腫、胆嚢炎」に対し腹腔鏡下胆嚢摘出術等を行った症例でした。
・腹腔鏡手術とは、皮膚に数か所の穴を開け、その穴から細長いカメラや手術器具を挿入しお腹の中で手術を行う方法です。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節大腿近位骨折 骨折観血的手術等 222 18.67 27.09 76.13% 81.27
160760xx97xx0x 前腕の骨折 骨折観血的手術等 35 4.03 5.21 0.00% 62.74
070343xx97x1xx 脊柱管狭窄 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術等 32 11.00 20.84 12.50% 72.03
160850xx97xx0x 足関節・足部の骨折 骨折観血的手術等 23 14.22 9.49 26.09% 49.91
160820xx01xxxx 膝関節周辺骨折 骨折観血的手術等 21 38.90 26.82 61.90% 67.86
・整形外科で最も多かったのは、「股関節大腿近位骨折」に対し骨折観血的手術等を行った症例でした。
・「股関節大腿近位骨折」は足の付け根部分の骨折で、女性の高齢者に多いのが特徴です。当院でも平均年齢は81歳と高く、約8割が女性でした。
形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020230xx97x0xx 眼瞼下垂 眼瞼下垂症手術等 55 2.82 3.29 0.00% 71.18


080007xx010xxx 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術等 33 3.48 4.14 0.00% 40.12
080007xx97xxxx 皮膚の良性新生物 四肢・幹軟部腫瘍摘出術等 27 4.78 6.09 0.00% 55.56
160200xx0200xx 顔面損傷 鼻骨骨折整復固定術等 21 7.71 5.60 4.76% 37.43
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍 皮膚悪性腫瘍切除術等 18 7.22 8.50 0.00% 83.11
・形成外科で最も多かったのは、「眼瞼下垂」に対し眼瞼下垂症手術等を行った症例でした。
・「眼瞼下垂」とはまぶたが垂れ下がり視界が狭くなってしまう病気のことです。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010060x2990401 脳梗塞(発症3日以内、JCS10未満) エダラボン治療 139 13.94 16.38 35.97% 72.96
010040x099x00x 脳内出血 89 17.11 19.10 70.79% 69.53
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷(慢性硬膜下血腫等) 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術等 81 8.25 9.68 18.52% 71.25
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 74 6.70 7.34 16.22% 61.81
010030xx01x00x 未破裂脳動脈瘤 脳動脈瘤頸部クリッピング術等 66 14.64 15.61 0.00% 59.79
・脳神経外科で最も多かったのは、発症3日以内、JCS(以下で説明)10未満の「脳梗塞」に対してエダラボンという脳保護薬を使用した症例でした。
・脳梗塞に関しては、「脳梗塞の患者数等」で詳しく説明しています。

<JCS(Japan Coma Scale)>意識状態を評価する指標で、数字が大きくなるほど意識状態が悪いことを意味します。
1.意識清明とは言えない
2.見当識障害がある
3.自分の名前、生年月日が言えない
10.普通の呼びかけで容易に開眼する
20.大きな声または体を揺さぶることにより開眼する
30.痛み刺激を加えつつ呼びかけを繰り返すと辛うじて開眼する
100.痛み刺激に対し、払いのけるような動作をする
200.痛み刺激で少し手足を動かしたり顔をしかめる
300.痛み刺激に全く反応しない
心臓血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050163xx03x0xx 非破裂性大動脈瘤 ステントグラフト内挿術等 35 11.09 12.51 0.00% 76.66
050170xx03000x 閉塞性動脈疾患 四肢の血管拡張術・血栓除去術等 26 2.50 5.68 0.00% 74.62
040040xx97x0xx 肺の悪性腫瘍 腹腔鏡下肺悪性腫瘍手術等 21 17.95 12.35 0.00% 68.43

180040xx01x0xx 手術・処置等の合併症(透析シャント閉塞等) 内シャント設置術等 20 23.10 12.41 10.00% 67.45
180040xx02x0xx 手術・処置等の合併症(透析シャント閉塞等) 内シャント血栓除去術等 11 10.36 3.35 18.18% 68.27
・心臓血管外科で最も多かったのは、「非破裂性大動脈瘤」に対しステントグラフト内挿術等を行った症例でした。
・「大動脈瘤」とは動脈にできたこぶ状のふくらみのことです。このこぶが破裂すると生命に関わるため、ステントグラフトと呼ばれる人工の血管で、血管の壁を補強する手術を行います。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110070xx0200xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)等 100 6.16 7.31 1.00% 76.60
11012xxx020x0x 上部尿路疾患(腎・尿管結石等) 経尿道的尿路結石除去術等 80 4.60 5.75 3.75% 66.59
110310xx99xx0x 尿路感染症 40 7.20 12.34 7.50% 75.73
11001xxx01x0xx 腎腫瘍 腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術等 20 8.40 12.30 0.00% 69.35


110070xx99x20x 膀胱腫瘍 抗がん剤治療 18 6.61 11.31 0.00% 71.28
・泌尿器科で最も多かったのは、「膀胱腫瘍」に対して膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)等を行った症例でした。
・経尿道的手術とは、お腹を切開する開腹手術とは異なり、尿道から内視鏡を挿入して行う手術のことです。
産婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120060xx01xxxx 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 27 8.00 9.91 0.00% 45.85
120010xx99x70x 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍 抗がん剤治療(ベバシズマブ等) 17 3.18 4.63 0.00% 59.82
120070xx02xxxx 卵巣の良性腫瘍 子宮附属器腫瘍摘出術等 17 6.00 6.37 0.00% 43.59
120180xx01xxxx 胎児及び胎児付属物の異常(既往帝切後妊娠等) 帝王切開術等 14 7.79 9.75 0.00% 33.29

12002xxx99x40x 子宮頸・体部の悪性腫瘍 抗がん剤治療 12 3.92 4.98 0.00% 70.75
・産婦人科で最も多かったのは、「子宮の良性腫瘍」に対し子宮全摘術等を行った症例でした。
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020200xx9710xx 黄斑、後極変性(網膜前膜等) 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)等 87 6.56 7.31 0.00% 69.72
020160xx97xxx0 網膜剥離 硝子体茎顕微鏡下離断術等 80 10.69 10.21 0.00% 61.03
020180xx97x0x0 糖尿病性増殖性網膜症 硝子体茎顕微鏡下離断術等 32 9.41 7.96 0.00% 58.53
020240xx97xxx0 硝子体疾患 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)等 片眼 31 5.10 6.63 0.00% 70.39
020200xx9700xx 黄斑、後極変性(網膜前膜等) 硝子体茎顕微鏡下離断術等 25 6.52 7.38 0.00% 65.96
・眼科で最も多かったのは、「黄斑、後極変性(網膜前膜等)」に対し水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)等を行った症例でした。
・「網膜前膜」とは網膜の表面に薄い膜が張られた状態のことで、その膜が縮んでしわができると視力が落ちたり、ゆがんで見えたりします。
耳鼻咽喉科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030400xx99xxxx 前庭機能障害(めまい等) 91 4.52 5.15 1.10% 69.90
030428xxxxxxxx 突発性難聴 82 8.12 9.18 1.22% 58.54
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 66 4.98 7.23 0.00% 55.76
030230xxxxxxxx 扁桃、アデノイドの慢性疾患 34 8.29 8.01 0.00% 27.41

030390xx99xxxx 顔面神経障害 33 8.36 9.45 3.03% 58.39
・耳鼻咽喉科で最も多かったのは、「前庭機能障害(めまい等)」の症例でした。
麻酔科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
161070xxxxx00x 薬物中毒 21 1.90 3.58 4.76% 43.71
010310xx97x1xx 脳の障害(低酸素性脳症等) 気管切開術等 11 25.45 46.59 63.64% 73.36
080270xxxx0xxx 食物アレルギー 10 1.80 2.54 0.00% 43.60
161020xxxxx00x 体温異常 - - 5.73 - -
180010x0xxx3xx 敗血症 持続緩徐式血液濾過療法等 - - 39.40 - -
・麻酔科で最も多かったのは、「薬物中毒」の症例でした。
脳神経内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010160xx99x10x パーキンソン病 SPECT検査等 59 23.46 20.55 10.17% 76.22
010110xxxxx40x 免疫介在性・炎症性ニューロパチー(慢性炎症性脱髄性多発神経炎等) ガンマグロブリン療法 58 16.10 16.95 13.79% 60.52
010060x2990401 脳梗塞(発症3日以内、JCS10未満) エダラボン療法 54 15.39 16.38 42.59% 69.93
010155xxxxx2xx 運動ニューロン疾患等(筋萎縮性側索硬化症) エダラボン療法 45 13.18 17.26 2.22% 68.20
010230xx99x00x てんかん 32 4.69 6.32 6.25% 62.72
・脳神経内科で最も多かったのは、「パーキンソン病」に対しSPECT検査(微量の放射性物質を含む薬を体内に投与し、臓器の状態を画像化する検査)を行った症例でした。
・「パーキンソン病」とは、脳の異常により体の運動機能に障害が出る病気です。
血液・腫瘍内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
130030xx99x40x 非ホジキンリンパ腫 抗がん剤治療(リツキシマブ) 136 14.44 16.48 1.47% 73.87
130040xx99x5xx 多発性骨髄腫 抗がん剤治療(レナリドミド、ポマリドミド等) 60 23.00 24.70 0.00% 76.38
130060xx99x4xx 骨髄異形成症候群 抗がん剤治療(アザシチジン) 58 9.34 10.60 0.00% 75.78
130030xx99x50x 非ホジキンリンパ腫 抗がん剤治療(ボルテゾミブ等) 52 10.44 13.89 0.00% 63.90
130060xx97x40x 骨髄異形成症候群 保存血輸血等 抗がん剤治療(アザシチジン) 48 15.15 21.28 0.00% 75.21
・血液・腫瘍内科で最も多かったのは「非ホジキンリンパ腫」に対しリツキシマブという抗がん剤を投与した症例でした。
・「非ホジキンリンパ腫」とは、白血球の中のリンパ球ががん化した病気のことです。
・使用する抗がん剤によってDPCコードが変わります。
皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 19 7.95 8.95 0.00% 77.74
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍 皮膚悪性腫瘍切除術等 - - 8.50 - -
080100xxxx0xxx 薬疹、中毒疹 - - 10.89 - -
- - - - - - -
- - - - - - -
・皮膚科で最も多かったのは、「帯状疱疹」の症例でした。
・「帯状疱疹」とは、ウイルスが原因で皮膚に赤いぶつぶつが帯状にできる病気です。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 33 21 19 61 45 26 1 7
大腸癌 45 54 67 112 40 156 1 7
乳癌 12 12 12 - - 35 1 7
肺癌 36 14 43 155 11 55 1 7
肝癌 17 11 - - 22 86 1 7
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
【解説】
・5大癌とは、胃癌・大腸癌・乳癌・肺癌・肝癌です。この5大癌の患者様の数を、UICCという癌の病期分類別に集計しています。
・StageⅠが最も進行度が低く、StageⅡ・Ⅲとなるにつれて進行度が高くなり、StageⅣが最も進行した病期となります。
・当院は、StageⅣの末期癌や再発した患者様を多く診ていることがわかります。

(※各項目において、対象となる患者様が10人未満の場合は、個人を特定できないように「-」で示しています。)

<指標の説明>
●初発・・・当院で癌と診断した場合、または当院で癌と診断し初回治療を実施した場合、あるいは初回治療を実施した場合。
●再発・・・当院・他院を問わずに初回治療が完了した後、当院にて患者様を診療した場合や、癌の寛解(癌の病変が消えて新たな癌が出現していない状態)後に、局所再発・再燃または新たな遠隔転移をきたした場合。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 - - -
中等症 45 12.78 78.29
重症 25 15.68 81.4
超重症 20 14.35 83.25
不明 - - -
【解説】
・「市中肺炎」とは、普段の社会生活の中でかかる肺炎のことをいい、医療機関に入院して48時間以後に発症した「院内肺炎」とは区別されます。
・ここでは、20歳以上の「市中肺炎」の患者様の数を重症度別に集計しています。重症度は、日本呼吸器学会の「成人市中肺炎診療ガイドライン」に基づいて算出しています。0~5の5段階で、数値が高くなるにつれて重症度が高くなります。
・当院は中等症の症例が一番多く、高齢な患者様ほど重症度が増すことがわかります。

(※各項目において、対象となる患者様が10人未満の場合は、個人を特定できないように「-」で示しています。)
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 579 18.09 75.4 42.99
その他 63 15.73 73.63 3.89
【解説】
・こちらは、脳梗塞に関する集計です。
・脳梗塞とは、脳に血液が供給されないことで脳が損傷を受けた状態です。後遺症が残ることも多く、長期間のリハビリテーションが必要なためリハビリテーション専門の病院に転院する患者様が多くなります。
・当院は、発症してから3日以内の脳梗塞の患者様が多いことがわかります。

<各指標の説明>
定義:最も医療資源を投入した傷病名が脳梗塞(「ICD10」というWHOの国際疾病分類において「I63$」に該当するもの)の患者数。
●発症日から・・・発症してから入院するまでの日数が「3日以内」か否か。
●患者数・・・各項目ごとの平成29年度に退院した患者様の人数。
●平均在院日数・・・1回の入院における、入院日数の平均。
●平均年齢・・・入院時年齢の平均。
●転院率・・・指標ごとの転院患者数÷脳梗塞の全退院患者数。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
呼吸器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 11 7.18 9.27 9.09% 67.45
K509-4 気管支瘻孔閉鎖術 - - - - -
K386 気管切開術 - - - - -
- - - - - - -
- - - - - - -
【解説】
・こちらでは、診療科別主要手術別の患者数を示します。診療科別に、どのような手術を多く行っているのかがわかります。
・データを見るときの注意点として、患者様が治療した主な診療科とは別の診療科で手術をした場合でも、主な診療科の方で患者数が計上されます。

(※各項目において、対象となる患者様が10人未満の場合は、個人を特定できないように「-」で示しています。)

<指標の説明>
●Kコード・・・診療報酬点数表で定められた手術コード。
●名称・・・手術の名称。
●患者数・・・平成29年度中に退院した患者様の数。
●平均術前日数・・・入院日から手術日までの日数の平均。(※手術日当日は含まない)
●平均術後日数・・・手術日から退院日までの日数の平均。(※手術日当日は含まない)
●転院率・・・当院から他の病院へ転院となった患者様の割合。
●平均年齢・・・患者様の年齢の平均。
●患者用パス・・・「パス」とは入院から退院までの治療計画のことで、治療方法や治療期間の目途などが記入されている。
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 125 2.32 14.03 12.80% 78.88
K654 内視鏡的消化管止血術 88 1.53 13.58 12.50% 74.32
K6152 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(選択的動脈化学塞栓術) 81 1.07 7.59 1.23% 71.42
K6871 内視鏡的乳頭切開術 乳頭括約筋切開のみのもの 等 69 3.86 9.83 15.94% 74.04
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 68 2.12 8.18 0.00% 67.69
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術 その他のもの 76 2.36 2.64 2.63% 68.28
K5491 経皮的冠動脈ステント留置術 急性心筋梗塞に対するもの 40 0.05 11.63 2.50% 66.95
K596 体外ペースメーキング術 24 0.54 12.50 29.17% 82.17
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術 不安定狭心症に対するもの 22 0.18 9.36 0.00% 67.73
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術 心房中隔穿刺又は心外膜アプローチを伴うもの 17 1.88 3.35 0.00% 66.82


腎臓内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K610-3 内シャント又は外シャント設置術 等 91 7.87 15.30 9.89% 66.62

K616-4 経皮的シャント拡張術・血栓除去術 37 0.81 0.97 2.70% 69.30
K635-3 連続携行式腹膜灌流用カテーテル腹腔内留置術 - - - - -
- - - - - - -
- - - - - - -
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 66 2.21 4.53 0.00% 59.65
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 56 4.63 13.05 5.36% 72.46
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 55 1.22 2.53 0.00% 65.69
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの 等 18 0.78 3.22 0.00% 36.39
K740-22 腹腔鏡下直腸切除・切断術 低位前方切除術 14 3.43 16.29 7.14% 71.07
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿 等 190 1.13 16.67 68.95% 77.54
K0462 骨折観血的手術 前腕、下腿、手舟状骨 等 69 4.32 16.42 23.19% 62.72
K0811 人工骨頭挿入術 肩、股 等 66 0.68 17.21 75.76% 81.74
K1426 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) 椎弓形成 等 40 3.18 7.68 12.50% 71.15
K0483 骨内異物(挿入物を含む)除去術(前腕) 等 29 1.34 2.17 0.00% 57.24
形成外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2191 眼瞼下垂症手術 眼瞼挙筋前転法 等 42 0.12 1.93 0.00% 73.31


K0301 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術 肩、上腕、前腕、大腿、下腿、躯幹 等 28 1.00 2.86 0.00% 57.36
K0151 皮弁作成術、移動術、切断術、遷延皮弁術(25cm2未満) 22 1.32 7.59 9.09% 57.23
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) 等 17 0.18 3.65 0.00% 83.24
K0051 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部) 長径2センチメートル未満 等 16 0.50 1.31 0.00% 34.50
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K1771 脳動脈瘤頸部クリッピング 1箇所 等 91 0.90 25.68 24.18% 62.78
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 76 0.76 8.09 22.37% 77.21

K1772 脳動脈瘤頸部クリッピング 2箇所以上 29 1.00 24.38 31.03% 66.24
K178-4 経皮的脳血栓回収術 25 0.24 23.44 60.00% 76.52
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術 その他のもの 等 25 5.32 22.16 28.00% 66.68
心臓血管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 38 0.21 3.55 0.00% 72.84
K5612 ステントグラフト内挿術 腹部大動脈 等 23 1.91 7.74 0.00% 77.70
K608-3 内シャント血栓除去術 16 0.69 10.94 18.75% 69.88
K6147 血管移植術、バイパス移植術 その他の動脈 等 15 5.67 15.20 13.33% 69.67
K552-22 冠動脈、大動脈バイパス移植術(人工心肺を使用しないもの) 2吻合以上のもの 等 14 3.86 32.36 14.29% 67.64
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 電解質溶液利用のもの 等 102 1.97 3.26 0.98% 76.59
K7811 経尿道的尿路結石除去術 レーザーによるもの 等 67 1.55 1.81 4.48% 66.40
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 29 0.48 5.86 17.24% 68.79
K773-2 腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術 24 1.46 6.08 0.00% 69.83


K7981 膀胱結石、異物摘出術 経尿道的手術 等 15 2.07 1.67 13.33% 71.80
産婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K877 子宮全摘術 26 1.31 6.08 0.00% 49.85
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側) 腹腔鏡によるもの 23 0.96 4.22 0.00% 43.39
K867 子宮頸部(腟部)切除術 19 0.95 1.00 0.00% 44.21

K8982 帝王切開術 選択帝王切開 等 13 1.38 5.92 0.00% 33.08
K8881 子宮附属器腫瘍摘出術(両側) 開腹によるもの 等 12 1.08 8.08 8.33% 65.17
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術 眼内レンズを挿入する場合 その他のもの 等 793 0.36 1.35 0.13% 75.17

K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術 網膜付着組織を含むもの 等 194 0.60 7.23 0.00% 64.81
K2802 硝子体茎顕微鏡下離断術 その他のもの 等 32 0.53 6.09 0.00% 70.41
K2172 眼瞼内反症手術 皮膚切開法 - - - - -
K2683 緑内障手術 濾過手術 - - - - -
耳鼻咽喉科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術III型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) 等 38 1.84 3.55 0.00% 53.55
K3772 口蓋扁桃手術 摘出 等 33 1.06 6.24 0.00% 28.82

K309 鼓膜(排液、換気)チューブ挿入術 27 0.26 2.22 0.00% 12.74
K368 扁桃周囲膿瘍切開術 22 0.23 4.64 0.00% 44.27
K340-6 内視鏡下鼻・副鼻腔手術IV型(汎副鼻腔手術) 21 1.00 3.71 0.00% 59.05
麻酔科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K386 気管切開術 10 4.70 26.30 90.00% 72.10
K6021 経皮的心肺補助法(初日) - - - - -
K596 体外ペースメーキング術 - - - - -
- - - - - - -
- - - - - - -
脳神経内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) 10 26.90 16.60 50.00% 71.30
K0151 皮弁作成術、移動術、切断術、遷延皮弁術(25cm2未満) - - - - -
K654 内視鏡的消化管止血術 - - - - -
- - - - - - -
- - - - - - -
血液・腫瘍内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 10 9.70 19.30 0.00% 71.30
K9212ロ 造血幹細胞採取(末梢血幹細胞採取)(自家移植) - - - - -
K6261 リンパ節摘出術 長径3センチメートル未満 - - - - -
- - - - - - -
- - - - - - -
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる 30 0.25
180010 敗血症 同一 - -
異なる 90 0.75
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 195 1.63
異なる - -
【解説】
・こちらは、「播種性血管内凝固症候群(DIC)」「敗血症」「その他の真菌感染症」「手術・処置等の合併症」の4つの病名の症例数と、その発生率を示しています。
・表に「入院契機」という表現がありますが、表の傷病名(入院中に一番治療を行った病名)が、入院のきっかけ(入院契機)となった病名と「同一」か「異なる」かを示しています。例えば、一番治療を行った病名は敗血症ですが、入院したきっかけは肺炎だった場合、一番治療を行った病名(=敗血症)は入院のきっかけとなった病名(=肺炎)とは「異なる」ということになります。
・「手術・処置等の合併症」の主な症例は、透析(腎臓の機能が低下した患者様に、機械を使って腎臓の働きを代行する治療法)を行っている患者様における、透析用の血管(シャント)が詰まったり狭くなる「透析シャント閉塞」「透析シャント狭窄」等です。

(※各項目において、対象となる患者様が10人未満の場合は、個人を特定できないように「-」で示しています。)

<各指標の説明>
●DPC・・・前述のDPCコードの上6桁。
●傷病名・・・入院中に一番治療を行った病名。(=最も医療資源を投入した傷病名)
 ・播種性血管内凝固症候群(DIC)・・・血管の中に血液のかたまり(血栓)が無数にできてしまう状態。
 ・敗血症・・・感染症によって全身症状が出る状態。
 ・その他の真菌感染症・・・カンジダによるカンジダ症や白癬菌による白癬等の、真菌による感染症。
 ・手術・処置等の合併症・・・手術や処置によって生じる合併症。
●入院契機・・・傷病名が、入院したきっかけとなった傷病名と「同一」か「異なる」か。※上記にて詳しく説明。
●発生率・・・全退院症例数に対する各項目の割合。
更新履歴
2018/9/27
平成29年度 病院指標を公開致しました。