年齢区分	0～	10～	20～	30～	40～	50～	60～	70～	80～	90～
患者数	500	189	218	339	634	1114	2536	3414	2472	473

糖尿病・内分泌内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	平均年齢	患者用パス
100071xx99x110	２型糖尿病（糖尿病性ケトアシドーシスを除く。）（末梢循環不全あり。）手術なし手術・処置等２１あり副傷病あり85歳未満	52	15.42	16.40	67.62	糖尿病教育入院
100071xx99x010	２型糖尿病（糖尿病性ケトアシドーシスを除く。）（末梢循環不全あり。）手術なし手術・処置等２なし副傷病あり85歳未満	42	11.71	12.94	65.33	糖尿病教育入院
100070xx99x010	２型糖尿病（糖尿病性ケトアシドーシスを除く。）（末梢循環不全なし。）手術なし手術・処置等２なし副傷病あり85歳未満	23	10.96	12.46	58.22	糖尿病教育入院
100070xx99x000	２型糖尿病（糖尿病性ケトアシドーシスを除く。）（末梢循環不全なし。）手術なし手術・処置等２なし副傷病なし85歳未満	19	11.21	11.48	56.53	糖尿病教育入院
100070xx99x110	２型糖尿病（糖尿病性ケトアシドーシスを除く。）（末梢循環不全なし。）手術なし手術・処置等２１あり副傷病あり85歳未満	18	14.39	16.31	62.33	糖尿病教育入院

ここからは、「診断群分類別患者数」という指標を示します。
当院は「DPC」という制度を導入しておりますが、これは医療費を計算する方法の一つで、入院患者様の病名や治療内容によって1日あたりの医療費が決まる仕組みのことをいいます。「診断群分類（DPCコード）」とは、その医療費を決めるためのコードのことで、同じ病名でも病態や治療内容等（副傷病・手術・処置等）によって細かくコードが枝分かれします。診断群分類別の患者数をみると、当院ではどのような入院症例が多かったのかがわかります。
（※対象となる患者様の数が10人未満の場合は、「－」で示しています。）

＜指標の説明＞
●患者数・・・平成28年度中に退院した患者様の数。
●平均在院日数（自院）・・・当院の患者様の、１入院あたりの入院日数の平均。
●平均在院日数（全国）・・・上記の全国平均。
●転院率・・・当院から他の病院へ転院となった患者様の割合。
●平均年齢・・・患者様の年齢の平均。
●患者用パス・・・「パス」とは入院から退院までの治療計画のことで、治療方法や治療期間の目途などがわかるものです。

「２型糖尿病」のDPC名称にある「手術・処置等２１あり」とは、インスリンという薬剤（注射薬に限る）を使用している症例を意味しています。

呼吸器内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
040040xx99040x	肺の悪性腫瘍手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２４あり副傷病なし	83	13.53	12.35	3.61	72.14
040110xxxxx0xx	間質性肺炎手術・処置等２なし	66	16.76	19.92	18.18	73.44
040040xx9910xx	肺の悪性腫瘍手術なし手術・処置等１あり手術・処置等２なし	61	4.33	3.68	0.00	71.51
040040xx9908xx	肺の悪性腫瘍手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２８あり	35	8.17	12.01	0.00	69.57
040081xx99x00x	誤嚥性肺炎手術なし手術・処置等２なし副傷病なし	33	13.09	21.25	63.64	85.03

１位は「肺の悪性腫瘍」で、「手術・処置等２４あり」とは、化学療法（抗がん剤による治療法）を施行し、なおかつ放射線療法（がん患部に放射線を照射する治療法）を行っていない症例を意味しています。抗がん剤の種類や、検査の種類によってDPCコードが変わります。
２位の「間質性肺炎」と５位の「誤嚥性肺炎」の「手術・処置等２」は、人工呼吸（自分で呼吸が十分にできない患者様に、人工的に呼吸を補うこと）を行った場合「あり」に変わります。

消化器内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
060340xx03x00x	胆管（肝内外）結石、胆管炎限局性腹腔膿瘍手術等手術・処置等２なし副傷病なし	126	11.66	11.06	5.56	78.35
060050xx97x0xx	肝・肝内胆管の悪性腫瘍（続発性を含む。）その他の手術あり手術・処置等２なし	76	10.66	11.74	2.63	72.00	肝動脈塞栓術
060050xx99x30x	肝・肝内胆管の悪性腫瘍（続発性を含む。）手術なし手術・処置等２３あり副傷病なし	54	6.30	10.87	0.00	72.78	化学療法
060020xx04x0xx	胃の悪性腫瘍内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術手術・処置等２なし	40	10.13	9.02	0.00	76.48	胃ESD（内視鏡的粘膜下層剥離術）
06007xxx97x00x	膵臓、脾臓の腫瘍その他の手術あり手術・処置等２なし副傷病なし	40	16.83	14.75	25.00	74.98

１位の「胆管（肝内外）結石、胆管炎」の「手術・処置等２」は、中心静脈注射や、人工呼吸を行った場合に「あり」に変わります。
２位と３位はどちらも「肝・肝内胆管の悪性腫瘍」ですが、２位は手術を行った症例で、３位は化学療法を行った症例を意味しています。

循環器内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
050050xx99100x	狭心症、慢性虚血性心疾患手術なし手術・処置等１１あり手術・処置等２なし副傷病なし	202	2.62	3.06	0.00	69.36	心臓カテーテル検査（1泊2日）心臓カテーテル検査（２泊３日）
050050xx02000x	狭心症、慢性虚血性心疾患経皮的冠動脈形成術等手術・処置等１なし、１,２あり手術・処置等２なし副傷病なし	105	4.42	4.71	0.00	69.99	経皮的冠動脈形成術（PCI）
050130xx99000x	心不全手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２なし副傷病なし	77	14.82	17.95	22.08	80.99
050210xx97000x	徐脈性不整脈手術あり手術・処置等１なし、１,３あり手術・処置等２なし副傷病なし	43	11.44	11.38	11.63	82.47	ペースメーカー植え込み術
050030xx97030x	急性心筋梗塞（続発性合併症を含む。）、再発性心筋梗塞その他の手術あり手術・処置等１なし、１あり手術・処置等２３あり副傷病なし	42	15.19	16.39	4.76	64.38

「狭心症、慢性虚血性心疾患」の「手術・処置等１１あり」とは、心臓カテーテル法による検査（カテーテルと呼ばれる細い管を動脈から心臓に挿入して行う検査）を行った症例を意味しています。
１位は狭心症に対して心臓カテーテル検査を行った症例で、２位はその心臓カテーテル検査の結果、手術が必要となった症例です。

腎臓内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
110280xx99020x	慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２２あり副傷病なし	49	2.35	9.32	0.00	61.14	チューブ交換・腹膜機能検査
110280xx99000x	慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２なし副傷病なし	41	14.37	12.84	4.88	64.98
110260xx99x0xx	ネフローゼ症候群手術なし手術・処置等２なし	40	25.90	22.67	2.50	59.75
110280xx02x00x	慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全動脈形成術、吻合術　その他の動脈等手術・処置等２なし副傷病なし	33	17.48	8.87	3.03	67.18
110280xx02x1xx	慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全動脈形成術、吻合術　その他の動脈等手術・処置等２１あり	21	38.33	37.06	23.81	70.90

「慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全」の「手術・処置等２２あり」とは、CAPD（連続携行式腹膜灌流）と呼ばれる透析療法を行っている症例です。一方で、５位の「手術・処置等２１あり」とは新たに血液透析療法を導入した患者様や、重篤な合併症を有する透析患者様で、在院日数も長くなっています。
同じ「慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全」でも、状態や治療内容によって在院日数も様々であることがわかります。

小児科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	平均年齢	患者用パス
150010xxxxx0xx	ウイルス性腸炎手術・処置等２なし	63	3.87	5.50	4.65
040090xxxxxx0x	急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症（その他）副傷病なし	60	4.97	6.02	1.75
080270xxxx0xxx	食物アレルギー手術・処置等１なし	38	1.16	2.62	4.32	食物アレルギー検査
140010x199x00x	妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害（出生時体重2500g以上）手術なし手術・処置等２なし副傷病なし	35	4.23	6.18	0.00
040100xxxxx00x	喘息手術・処置等２なし副傷病なし	27	4.74	6.42	2.85

小児科は「ウイルス性腸炎」や「急性気管支炎」で入院する患者様が多く、人工呼吸が必要になるほどの重症症例は「手術・処置等２」が「あり」になります。

外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	平均年齢	患者用パス
060335xx02000x	胆嚢水腫、胆嚢炎等腹腔鏡下胆嚢摘出術等手術・処置等１なし手術・処置等２なし副傷病なし	60	8.23	7.61	57.60	胆石手術
060035xx01001x	結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍結腸切除術　全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等手術・処置等１なし手術・処置等２なし副傷病あり	40	17.90	24.24	69.20	大腸切除
090010xx99x6xx	乳房の悪性腫瘍手術なし手術・処置等２６あり	28	2.25	4.56	53.11	化学療法
090010xx99x40x	乳房の悪性腫瘍手術なし手術・処置等２４あり副傷病なし	25	3.76	4.64	61.52	化学療法
060150xx03xxxx	虫垂炎虫垂切除術　虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等	23	5.61	5.60	39.96	虫垂炎手術

１位は「胆嚢水腫、胆嚢炎等」に対し手術を行った症例です。
３位と４位は同じ「乳房の悪性腫瘍」ですが、抗がん剤の種類によってDPCコードが変わります。

整形外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
160800xx01xxxx	股関節大腿近位骨折人工骨頭挿入術　肩、股等	211	19.67	27.63	76.30	81.88	大腿骨頸部転子部骨折　地域連携パス
160760xx97xx0x	前腕の骨折手術あり副傷病なし	30	4.73	5.49	0.00	56.30
160740xx97xx0x	肘関節周辺の骨折・脱臼手術あり副傷病なし	24	4.13	5.33	8.33	24.50
160820xx01xxxx	膝関節周辺骨折・脱臼骨折観血的手術等	20	48.85	28.19	25.00	67.60
160850xx97xx0x	足関節・足部の骨折、脱臼その他の手術あり副傷病なし	19	22.89	9.86	26.32	59.05

１位は「股関節大腿近位骨折」に対して手術を行った症例で、患者数が他のDPCコードに比べて圧倒的に多いのがわかります。
１位～５位はすべて骨折の症例ですが、骨折は部位や手術等によってDPCコードが変わります。

形成外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	平均年齢	患者用パス
020230xx97x0xx	眼瞼下垂手術あり手術・処置等２なし	49	3.80	3.44	73.18	眼瞼下垂（１泊２日）眼瞼下垂（２泊～）眼瞼下垂（３泊～）
080007xx010xxx	皮膚の良性新生物皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部）等手術・処置等１なし	24	3.92	4.28	52.42	皮膚腫瘍
080007xx97xxxx	皮膚の良性新生物その他の手術あり	22	5.64	6.42	59.86	皮膚腫瘍
080006xx01x0xx	皮膚の悪性腫瘍（黒色腫以外）皮膚悪性腫瘍切除術等手術・処置等２なし	14	7.43	8.78	77.79
020320xx97xxxx	眼瞼、涙器、眼窩の疾患手術あり	12	3.33	3.46	59.58

１位は「眼瞼下垂」に対して手術を行った症例でした。通常、眼瞼下垂の手術は局所麻酔（手術する部分だけにかける麻酔）で行いますが、全身麻酔で手術を行うと、「手術・処置等２」が「あり」になります。

脳神経外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
010060x2990401	脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満）手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２４あり副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2	138	15.86	16.54	40.58	71.86	脳梗塞　地域連携パス
010040x099x00x	非外傷性頭蓋内血腫（非外傷性硬膜下血腫以外）（JCS10未満）手術なし手術・処置等２なし副傷病なし	100	17.52	19.35	71.00	68.09	脳出血　地域連携パス
010030xx01x00x	未破裂脳動脈瘤脳動脈瘤頸部クリッピング等手術・処置等２なし副傷病なし	82	14.83	15.99	1.22	61.66
160100xx97x00x	頭蓋・頭蓋内損傷その他の手術あり手術・処置等２なし副傷病なし	78	7.09	9.87	16.67	70.86
160100xx99x00x	頭蓋・頭蓋内損傷手術なし手術・処置等２なし副傷病なし	72	8.21	7.52	23.61	64.32

１位の「脳梗塞」はDPCコードがとても細かく分かれており、全部で1584通りのDPCコードが存在します。そのなかでも一番多かったのが、発症３日目以内で、JCS（以下で説明しています。）が10未満の脳梗塞でした。「手術・処置等２４あり」とは、エダラボンという薬剤による治療を行った症例です。
２位の「非外傷性頭蓋内血腫」は、一般的には「脳出血」と呼ばれるもので、こちらも前述のJCSが10未満で、手術を必要としない症例でした。

＜JCS（Japan Coma Scale）＞意識の状態を評価する指標で、数字が大きくなるほど意識の状態が悪いことを意味します。
1．意識清明とは言えない
2．見当識障害がある
3．自分の名前、生年月日が言えない
10．普通の呼びかけで容易に開眼する
20．大きな声または体を揺さぶることにより開眼する
30．痛み刺激を加えつつ呼びかけを繰り返すと辛うじて開眼する
100．痛み刺激に対し、払いのけるような動作をする
200．痛み刺激で少し手足を動かしたり顔をしかめる
300．痛み刺激に全く反応しない

心臓血管外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
050163xx03x0xx	非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤ステントグラフト内挿術手術・処置等２なし	40	11.30	12.74	5.00	79.30	ステントグラフト挿入術
050170xx03000x	閉塞性動脈疾患動脈塞栓除去術　その他のもの（観血的なもの）等手術・処置等１なし、１あり手術・処置等２なし副傷病なし	29	3.97	5.85	10.34	75.45	PTA（カテーテルによる動脈形成術）
180040xx01x0xx	手術・処置等の合併症内シャント又は外シャント設置術等手術・処置等２なし	17	25.00	12.65	47.06	70.24
050080xx01010x	弁膜症（連合弁膜症を含む。）ロス手術（自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術）等手術・処置等１なし手術・処置等２１あり副傷病なし	12	24.67	24.70	0.00	74.92
040040xx97x0xx	肺の悪性腫瘍手術あり手術・処置等２なし	11	15.45	12.73	0.00	66.64	肺葉切除術胸腔鏡下肺葉切除術

１位は「非破裂性大動脈瘤」に対しステントグラフト内挿術（動脈瘤が破裂するのを防ぐために、ステントグラフトと呼ばれる人工の血管で、血管の壁を補強する手術）を行った症例でした。中心静脈注射や人工呼吸が必要な症例では、「手術・処置等２」が「あり」になります。

泌尿器科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
110070xx0200xx	膀胱腫瘍膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術手術・処置等１なし手術・処置等２なし	140	7.17	7.44	0.00	73.60	経尿道的膀胱腫瘍切除術（TUR-BT）
11012xxx020x0x	上部尿路疾患経尿道的尿路結石除去術等手術・処置等１なし副傷病なし	97	3.63	5.83	3.09	61.47	経尿道的腎尿管砕石術（TUL）
110070xx99x20x	膀胱腫瘍手術なし手術・処置等２２あり副傷病なし	39	5.62	11.72	0.00	68.95	化学療法（GC療法）
110310xx99xx0x	腎臓または尿路の感染症手術なし副傷病なし	28	5.96	12.43	3.57	67.07	急性腎盂腎炎
11001xxx01x0xx	腎腫瘍腎（尿管）悪性腫瘍手術等手術・処置等２なし	21	8.24	12.52	0.00	66.86	根治的腎臓摘除術腎部分切除術腹腔鏡下根治的腎摘除術

１位は「膀胱腫瘍」に対して手術を行った症例で、化学療法や放射線療法等を行うと、「手術・処置等２」が「あり」になります。
２位の「上部尿路疾患」とは主に尿路結石のことで、結石を取り除く手術を行った症例でした。

産婦人科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
120060xx01xxxx	子宮の良性腫瘍子宮全摘術等	27	8.19	10.05	0.00	46.37	子宮・卵巣手術（開腹）
120070xx02xxxx	卵巣の良性腫瘍卵巣部分切除術（腟式を含む。）　腹腔鏡によるもの等	14	6.57	6.42	0.00	42.93	子宮・卵巣手術（腹腔鏡）
120180xx01xxxx	胎児及び胎児付属物の異常子宮全摘術等	13	9.31	9.88	0.00	31.92	緊急帝王切開術帝王切開術
12002xxx01x0xx	子宮頸・体部の悪性腫瘍子宮悪性腫瘍手術等手術・処置等２なし	10	9.00	13.29	0.00	63.50	拡大子宮全摘術準広汎子宮全摘
120100xx01xx0x	子宮内膜症子宮全摘術等副傷病なし	-	-	7.92	-	-	子宮・卵巣手術（開腹）子宮・卵巣手術（腹腔鏡）

１位は「子宮の良性腫瘍」に対し手術を行った症例です。「子宮の良性腫瘍」は手術の有無および行った手術の種類によってDPCコードが変わります。

眼科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	平均年齢
020200xx9710xx	黄斑、後極変性手術あり手術・処置等１あり手術・処置等２なし	91	6.07	7.72	70.55
020160xx97xxx0	網膜剥離手術あり片眼	47	9.70	10.53	59.53
020180xx97x0x0	糖尿病性増殖性網膜症手術あり手術・処置等２なし片眼	24	8.04	8.27	62.50
020200xx9700xx	黄斑、後極変性手術あり手術・処置等１なし手術・処置等２なし	17	6.65	7.70	74.12
020220xx97xxx0	緑内障手術あり片眼	17	9.88	9.15	72.06

１位は「黄斑、後極変性」に対し手術を行った症例で、全身麻酔で手術を行った場合等はDPCコードが変わります。
（※本来は「白内障・水晶体の疾患」に対し片目のみ手術を行った症例が719件で１位なのですが、DPC制度の対象とはならない症例で、集計の対象外となっております。）

耳鼻咽喉科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
030400xx99xxxx	前庭機能障害手術なし	107	3.64	5.24	0.93	72.13
030428xxxxxxxx	突発性難聴	95	7.68	9.37	0.00	51.93	突発性難聴
030350xxxxxxxx	慢性副鼻腔炎	71	4.87	7.47	0.00	59.89	鼻内内視鏡術
030390xx99xxxx	顔面神経障害手術なし	42	8.19	9.60	0.00	59.76	顔面神経麻痺
030230xxxxxxxx	扁桃、アデノイドの慢性疾患	36	8.72	8.12	0.00	21.72	扁桃腺摘出術・いびきの手術

１位の「前庭機能障害」とは主に末梢性めまい（強い回転性めまい）のことで、手術を伴わない症例が最も多いことがわかります。手術の有無でのみDPCコードが変わります。
２位の「突発性難聴」は、DPCコードは1つのみとなっています。

麻酔科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
161070xxxxx00x	薬物中毒（その他の中毒）手術・処置等２なし副傷病なし	12	2.25	3.64	8.33	48.17
010310xx99x1xx	脳の障害（その他）手術なし手術・処置等２あり	-	-	15.57	-	-
161060xx99x0xx	詳細不明の損傷等手術なし手術・処置等２なし	-	-	4.19	-	-
-	-	-	-	-	-	-
-	-	-	-	-	-	-

１位は「薬物中毒（その他の中毒）」で、「手術・処置等２」については、中心静脈注射や人工呼吸が必要な症例は「あり」に変わります。

神経内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
010110xxxxx40x	免疫介在性・炎症性ニューロパチー手術・処置等２４あり副傷病なし	58	16.67	18.04	6.90	60.53
010060x2990401	脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満）手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２４あり副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2	56	17.11	16.54	51.79	72.68	脳梗塞　地域連携パス
010160xx99x10x	パーキンソン病手術なし手術・処置等２あり副傷病なし	30	23.40	21.15	6.67	76.17
010060x2990411	脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満）手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２４あり副傷病１あり発症前Rankin Scale 0、1又は2	28	15.54	18.76	46.43	75.64	脳梗塞　地域連携パス
010155xxxxx2xx	運動ニューロン疾患等手術・処置等２２あり	27	13.11	17.80	0.00	67.56

１位は「免疫介在性・炎症性ニューロパチー」で、「手術・処置等２４あり」とは、ガンマグロブリンという薬剤による治療を行った症例を意味しています。
２位は「脳梗塞」ですが、当院は神経内科でも脳梗塞の治療を行っており、脳神経外科の１位と同じDPCコードでした。

血液・腫瘍内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
130030xx99x40x	非ホジキンリンパ腫手術なし手術・処置等２４あり副傷病なし	98	14.17	16.83	1.02	72.31
130060xx99x4xx	骨髄異形成症候群手術なし手術・処置等２４あり	89	8.97	10.82	0.00	74.40
130040xx99x5xx	多発性骨髄腫、免疫系悪性新生物手術なし手術・処置等２５あり	67	21.06	25.11	0.00	73.54
130060xx97x40x	骨髄異形成症候群手術あり手術・処置等２４あり副傷病なし	54	15.04	21.92	0.00	74.81
130030xx99x50x	非ホジキンリンパ腫手術なし手術・処置等２５あり副傷病なし	42	10.64	14.53	0.00	71.17

１位は「非ホジキンリンパ腫」で、「手術・処置等２４あり」とは、リツキシマブという抗がん剤を使用した症例を意味しています。抗がん剤の種類等によってDPCコードが変わります。
２位は「骨髄異形成症候群」で、「手術・処置等２４あり」とは、アザシチジンという抗がん剤を使用した症例を意味しています。４位は「手術あり」となっていますが、ここでいう手術とは輸血療法（血液成分が不足しているときに、自他の血液からその成分を補充する治療法）を意味しています。

皮膚科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
080020xxxxxxxx	帯状疱疹	25	7.96	8.96	0.00	76.44	帯状疱疹
080011xx99xxxx	急性膿皮症手術なし	-	-	11.97	-	-
080090xxxxxxxx	紅斑症	-	-	10.37	-	-
-	-	-	-	-	-	-
-	-	-	-	-	-	-

１位は「帯状疱疹」で、DPCコードは１つのみとなっています。

	初発	再発	病期分類基準（※）	版数
Stage I	Stage II	Stage III	Stage IV	不明
胃癌	37	17	7	48	41	35	1	7
大腸癌	26	66	51	92	30	131	1	7
乳癌	18	26	-	16	-	64	1	7
肺癌	17	25	47	127	27	73	1	7
肝癌	-	-	14	24	30	114	1	7

	患者数	平均在院日数	平均年齢
軽症	-	-	-
中等症	49	12.27	78.04
重症	24	13.21	80.71
超重症	14	16.21	84.86
不明	-	-	-

ICD10	傷病名	発症日から	患者数	平均在院日数	平均年齢	転院率
G45$	一過性脳虚血発作及び関連症候群	3日以内	-	-	-	-
その他	-	-	-	-
G46$	脳血管疾患における脳の血管(性)症候群	3日以内	-	-	-	-
その他	-	-	-	-
I63$	脳梗塞	3日以内	597	18.99	75.72	46.68
その他	50	16.06	75.36	2.78
I65$	脳実質外動脈の閉塞及び狭窄，脳梗塞に至らなかったもの	3日以内	-	-	-	-
その他	29	16.03	70.31	0.00
I66$	脳動脈の閉塞及び狭窄，脳梗塞に至らなかったもの	3日以内	-	-	-	-
その他	-	-	-	-
I675	もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症>	3日以内	-	-	-	-
その他	-	-	-	-
I679	脳血管疾患，詳細不明	3日以内	-	-	-	-
その他	-	-	-	-